シーエッチ建築工房との出会い
「まぁ、そのうち。」
神戸での生活を始めて数年になる中、妻と次の住まいの話になることは何度もありましたが、私の日和見気質によって何も決まらない日々が続いていました。先送りにしている間に私は不惑を迎え、同世代の同僚との会話には「家をどうするか」という話題が度々あがるようになりました。
マンションと戸建てのメリットとデメリット、リノベーションという選択肢、土地の相場、銀行選び、ローンの組み方、保険の必要性など膨大なインプットを得るものの、それらをうまく処理しきれず、先送りする中にももどかしさが募っていきました。そんな時、1人の同僚が住宅見学会に行ったことを話してくれて、私にも一度行ってみるよう勧めてくれました。そこで紹介してもらったのがシーエッチ建築工房で、帰宅後すぐに妻に話したことを覚えています。
「CとHは何の略やろう?Comfortable Homeかなぁ。『工房』って職人っぽさと可愛らしさが共存した表現やなぁ。」と熟考している私の隣で、妻は早速ホームページやYouTubeなどで情報収集を始めました。そしてすぐに、「ここが建ててる家、どれも素敵でええやん!見てみ。今度見学会あるみたいやから行ってみよ!動画見てたら社員さんも良い人っぽいで。」(妻はアメリカ人で、多分この時は英語で言いましたが、私が勝手に関西弁に置き換えています)と好感触を示し、すぐに見学会に申し込みました。
見学会に行ったことは大正解で、その時初めて「自分が暮らしたい家」というものを単なる理想としてではなく、現実として具体的にイメージするということを経験したような気がします。そこで浪江さんとお話しをする機会があり、家の細部に至るまで丁寧にご説明いただいたり、自分たちの疑問にも答えていただいたりして、そのイメージが「良い人っぽい」から「きっと良い人」にレベルアップしました。帰りの電車の中ではもう「シーエッチ建築工房にお願いしよう」という思いを妻も私も持っていたと思います。その後まもなくメールを送り、正式にご相談に乗っていただくことになりました。