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2025/07/05
丹波篠山市「大きな木の下の平屋」上棟しました
丹波篠山の大きな木の下に、ひとつの平屋
丹波篠山市。
のどかな田園風景の中、大きな木が見守る敷地に、
私たちの新しい住まいづくりが始まりました。
この木は、もともとこの土地にあったもの。
陽の光をたっぷりと浴びながら、四季折々の姿を見せてくれます。
そんな木の足元に、平屋を建てることになりました。
組み上がる骨組み、現れるかたち
建て方の日。
一本一本の柱が立ち、梁が組まれ、棟が上がると、
これまで図面の上で想像していた「かたち」が、
はじめて現実のものとして立ち上がってきます。
大工さんたちの呼吸が合わさるように
木の骨組みが美しく組み上がっていく様子には、
何度立ち会っても感動を覚えます。
建方を見守る木々。
骨組みがとても綺麗。
骨組みを守る、青い屋根
建て方を終えたその日のうちに、
建物全体にブルーシートをかけます。
それは、せっかく丁寧に組んだ骨組みを、
雨や湿気から守るための大切なひと手間。
建て方の当日は天気に恵まれていても
突然の雨が降ることもあるからです。
木造住宅にとって、骨組みが濡れてしまうことは、
将来の住まいの耐久性にも影響を与えることがあります。
だから、「濡らさないこと」はとても重要なのです。
見た目はちょっと不格好でも、
この青い屋根こそが、私たちの家づくりの
姿勢を表しているように感じます。
家は、目に見えないところにこそ
住まいは完成すると、
こうした“途中の工程”はすべて見えなくなってしまいます。
でも、目に見えないところにこそ、住まいの丈夫さや、
快適さ、そして誠実さが宿るのだと思います。
丹波篠山の大きな木の下、
これから少しずつ、季節とともに、この平屋も形になっていきます。
スタッフ、職人さん一同で
この「見えないところ」こそ大切に丁寧に
これから約半年間、工事を進めて参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
渡邊
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