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2018/05/18
土地との出会いを引き寄せるには?
はじめまして。
新しくスタッフになりました上田です。
よろしくお願いします。
当社で自宅を建ててから2年半が経ちました。
引き渡し直後は何もかもがピカピカで、
正直、施工写真の世界に仮住まいしているような、ふわふわした気分でした。
最近少しずつ、暮らしの手垢がついてきて、
やっとここが自分たちで作った、自分の家だと感じられるようになりました。
「施工後2年。飛び石のすき間にちょっとずつ苔が生えてきた。」
家を建てるって、ほんとに人生の一大事です。
新築の緊張感、中古物件の魅力、リノベーションの楽しさ、マンションの利便性、どれをとるか。
工務店探し、外装・内装・植栽・家具家電も含めた予算。
通勤、通園の利便性、ご近所さんはいい人か。
どこかひとつでも不安があったり、曖昧になっていると
天秤はずっと揺れっぱなし。すっきり決めることができません。
「洞察力・忍耐力・決断力」が求められる、大人の一大イベントなのです。
「大人ってたいへんだな~」
漆喰壁と無垢木の玄関、頭上に天窓。お気に入りの場所
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私の場合、子が0歳のときから土地探しを始め、
3歳になったころ決め手の土地に出会いました。
足掛け3年もかけて探していたのか!と我ながらびっくりしますが、
3年の間には、物件の動きが止まっている時期もあれば、
候補地はあるけれど不安要素があり決めきれない時期、
決して一本道ではありませんでした。
よく結婚にたとえられる「家さがし」ですが
私は夫とは、出会って半年で結婚したので
伴侶よりたくさん探して、慎重に決めたことになります・笑
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ネットやチラシで見つけた物件は、お散歩がてら自分の足で歩いて見に行く。
もしそこに建てるなら、どんな家のカタチにする? どんな暮らしになる? 想像してみる。
近くにお店があれば、ふらっと入ってひとやすみ。
その土地らしさが発見できるかもしれません。
いい土地との出会いを引き寄せるには? 焦って決めて、後悔しないためにできることは?
ネットで効率よく物件検索をかける。それも一つの方法ですが、
自分の歩く速度で、自分の好みについて、日ごろからよく考えること。
どうしてバラより山あじさいが好ましく感じるんだろう。
次のお出かけは電車に乗るか、車に乗るか、どっちが楽しそう?
・・・自分の感性を歩く速度で掘り下げながら、取捨選択を繰り返していると、
好みの土地が、自然に自分に近づいてきてくれます。
上田