はだかの家

たくさんのご縁を感じながら
お施主様と大切に作ってきた
こどもたちの笑い声が響く、
川西市「はだかの家」。

いつも賑やかで楽しい暮らし。
家中どこにいても、家族の気配。
ちょっと楽しいわくわくする場所が
あちこちに点在する木の家です。

■ 外皮平均熱還流率 UA値:0.6W/(㎡・K)
  =6地域 ZEH基準
■ 相当隙間面積 C値:0.5(c㎡/㎡)

Data

竣工
戸建住宅
所在地
川西市
延床面積
96.44㎡  29.17 坪 + 小屋8.16㎡

オーナー様の声

ミモココロモマルハダカ

はだかの家で好きなところ

家の外
・ずっと眺めていられる正面の顔、板塀
・内庭へと続く、脇道

家の中
・寝室へと向かう廊下のトンネル
・外と中の中間的空間、三和土


まえがき

私たち夫婦は、お互いが関西出身でありながら、高知県が大!大!大好きで、年に数回訪れる(私たちの中では、帰る場所)特別な場所です。高知県の人柄や自然の豊かさに心を奪われ、一時はお試し移住をするほど、本気で移住も考えていました。

住む場所探しの中で、自然と暮らすならここしかない!とも思って購入を考えた土地もありましたが、自分たちの親のこと、子どもを可愛がってくれている身近な人たちがいる環境、仕事や教育のことなど…移住には私たちにとってたくさんのことを振り切る必要があり、山ずみの問題を抱えていた中…現在の「はだかの家」に至りました。

シーエッチさんと出会っていなかったら、関西を離れて移住していたと思います。それほど、私たちにとってシーエッチさんの完成見学会は衝撃的で、暮らしのイメージを根底からひっくり返すほどのものでした。「木の家で暮らしたい!!」「この人たちと家づくりしてみたい!!」と思ったのでした。

初めての見学会の帰りは、夫婦で多くは語り合いませんでしたが、何かガラリと変わった瞬間でした。さらに、2軒ほど見に行かせていただきましたが、初回の感動や衝撃が変わることなく、「こちらでお願いしよう!」と初めて夫婦で意見が分かれることなく、合致しました。


家づくりがはじまるまで

以前の住居は、家前は道路、隣家との間は50cm…と密集した暮らしをしていました。窓からの景色も何もありませんでした。そこから環境を変えたくて、子どもが小学校に上がるタイミングで住む場所を決めようと、2018年頃から家づくり計画を始めていました。

何もわからない中からのスタートは、とてもスローペースでした。漠然と自然との暮らし、木の家の暮らしを目指していたので、たまに気になるところを見に行ったり、SNSで調べたりする程度でした。

家探しに本気になりだしたのは、現在も続いている感染症の流行が続いたからでした。これまでとは全く違う世の中になり、家で過ごす時間が増え、気軽に友人と会うこともできず、限られた人との「おうち時間」を過ごす日々。アウトドアが好きで、人と会うのも好きな私たち家族にとって、耐え難い世界となってしまいました。

私たちはどんな暮らしがしたいのか?と真剣に考え、自然が近い暮らしに憧れがあったので高知、淡路島へお試しで短期間住んでみたりしました。移住先では、子どもたちは庭先ではだかのまま水遊びしたり、玄関前でセミが羽化するところを観察できたり、ありのままの姿で自然に近づいた暮らしができました。

お試し移住をして得たものは、自然とともに暮らしたい!ありのままの姿でした。
え?そこからなぜ住宅街に!??と思われるかもしれませんが(笑)そこはやはり、シーエッチさんだったからこそ選べた住宅街でした。

家づくりをお願いする前に、ワークショップに参加させていただきました。
そのお家のお施主さんも、シーエッチさんと同様に、私たちには眩しすぎるくらい素敵なご家族で、子どもたちと楽しくご一緒させていただきました。

ここでの経験が、暮らすならポツンと一軒家!という概念を完全に消し去り、移住に踏み切れないクリアにできていなかった問題も綺麗さっぱり消し去ってくれました。実家から近すぎず、遠すぎずという距離感もよかった点でもありました。


土地さがし

土地探しに苦戦していました。コロナ禍の影響で、土地がない!時期でした。
さらに、苦戦した原因には、私たちが探している地域が広範囲であったからかもしれません。

土地を見つけては、浪江さんに相談してアドバイスをいただきました。また現地にも付いてきてくださり、まだ既存の家がある中「即席イメージ間取り」をさらさらっと書いてくださり、素人の私たちが想像できるようにお手伝いしてくださりました。そのころには、キュンキュン胸が高まり、シーエッチさんの虜になっていました。

今の土地も、光の当たり具合やわくわくする間取りを下見の段階で教えていただき、
こちらに決めました。


家づくりの打ち合わせがワクワク

土地決めから、完成までの期間にゆとりがない私たちでした。
わがままを調整してくださり、渡邊さんとの打ち合わせ間隔は1週間、短い時には2日連続などタイトなスケジュールでしたが、楽しくて仕方ありませんでした。

短いスケジュールの中、渡邊さんの丁寧な対応には驚くことばかりで、私たちは「渡邊さん信頼度100」、ある意味「おまかせ」で甘えてばかりでした。(渡邊さんを苦しめていたかも…ごめんなさい。)


家づくりはじまりました

まずは、私たちの大好きな高知県へ、家づくりのために行くことができました!
しかも、偶然にもお試し移住を数日間していた梼原へ。

しかも、「伐採ツアー」!観光では味わえない、本物の森が待っていました。
体が右へ左へ揺られながら道無き道を行く中、私たちの家に使われる木が伐採される瞬間に立ち会える、とてもとてもワクワクした道のりでした。

家族みんなで斧を入れ、木こりさんたちがていねいに伐採してくださいました。伐採した木の肌から溢れんばかりの水分を見ると、「これから一緒によろしく。」と誓わずにはいられませんでした。

子どもたちは、家ができていく中で、「自分たちが切った高知県の木!」とこの時にしかできない最高な体験でした。子どもたち以上に、夫婦で内心テンションが上がりすぎて半分くらい心の中で隠すくらいのものでした。

梼原町森林組合の方々はとても丁寧に説明してくださり、質問もたくさんさせていただきました。田尾さんには宿まで丁寧に送っていただきました。感謝しきれない気持ちでいっぱいでした。私たちの高知県愛も伝わっているとうれしいなと思います。

観光ではいかない、地元ならではの場所も案内していただきました。渡邊さん、石田さんと子どもたちもいっぱい遊んでいただき、家族みんなが忘れることがない経験ができたと思います。
ありがとうございました。

家づくりでこのような経験をできる人は限られていると思います。家づくりをされる人全員が森のいのちを全身で感じてもらいたいです。写真でも言葉でも伝わらない、本当に神秘的な体験でした。ものを大切にする気持ちが心の底から芽生えました。



暮らしのイメージを伝えたときは、
お試し移住で感じたこと、家族をマルハダカにしてお話ししました。
プランをもらってからの打ち合わせは毎回充実し、とても楽しかったです。

夫婦で、打ち合わせごとにコロコロ気持ちが変わる中で、渡邊さんはとてもいい感じに道筋を作っていってくださいました。そして、暮らしのイメージと違うことをNO!(もちろん強い言い方はされてません)と言ってくれることが、なにより心強かったです。

最初のプランからこんなにもワクワクするのを提案してくれるのは本当にびっくりするばかりでした。素敵すぎて、ほとんど変わっていないくらいです。

打ち合わせから決まっていく細かい部分が、図面となり、何十ページにも及ぶ見積書となり、予算とのにらめっこが始まりました。夢と現実を行き来しながら、家づくりで唯一悩んだのはやはり費用面で、自分たちで決めることができる分、直費用に反映してくることを感じながら悩みました。
決めてからもこれでよかったかな?と考えることもありましたが、できたものを見ると、「諦めずによかった!」と思えました。常々考えていたのは、

無理のない範囲で最大限無理をする。
シーエッチの皆さんで提案していただいたワクワクした暮らしがしたい。

でした。
世間では色々な情報(減額するためには〜、外溝は相見積もりを〜…)がありますが、私たちは私たちなので、土地を見てもらうところから植栽1本1本の向き、配置まで考えてくださるシーエッチの皆さんにお願いして本当に良かったと思います。また安心してお願いできる、提案されることに不安がないこと、そしてこのお付き合いが続くことがうれしい限りです。これからもよろしくお願いします。

よく言われていますが、誰と家づくりをするのか?
本当に大切だと思います。

いい言い方ではありませんが、家づくりで大きなお金が動く中、どんな人たちにこのお金を託したいか、そんな思いでも家づくりをお願いする人たちを探していたような気がします。

工事が始まってからは、主に週末でしたが行ける限り行きました。
どの工程も私たちには新鮮で、人の手によってこんなに大きなものができるのかと、毎回惚れ惚れしていました。作ってくれる方の顔が見える家づくり、人の手で一つ一つ完成される家づくり、心動かされるものがありました。


ものづくりの醍醐味を再認識しました。

平井棟梁の材料をカットして鉋で整える一手間の姿、建具のおさまりの心地よさに、職人さんのていねいさ、こだわりを感じ、質問をしてもていねいに教えていただきました。ありがとうございました。

友利さんも、力が有り余る子ども3人を温かく優しく遊んでいただき、忙しい中ありがとうございました。クッション材で、つんつんして、ごめんなさい。お姉ちゃんみたいな仕事してみたい!と長女が言ったことには驚きました。この思いを大切に育てていきたいです。素敵なお仕事姿を見せていただき感謝です。

お二人とも、子どもを見つめる表情、仕事をされている表情、とても素敵でした。
木の家の心地良さの理由を働く方々から知ることができました。

植栽選びでも、山を登ったり下ったりして、西邑さんおすすめの木、樹形を一つ一つ説明してくださり、全く知識のない私たちでも楽しく、素直に決めることができました。決めた木1本1本に、私たち家族の名前を書いてくださりとてもいい記念になりました。

子供たちも最初は「疲れた~」と言って車からなかなか降りませんでしたが、木を見ているうちに枝を拾ったり、走り回ったりと本当に楽しんでいました。ありがとうございました。

施工事例を見ても、ちょっとなんか違うネーミング、え?これまでの優しいイメージから、ちょっと刺激的なネーミング大丈夫?と思ってしまいましたが、私たち家族を素敵に表現してくれています。最初に聞いた時は驚きましたが、とても愛着がわくネーミングです。

家づくりでもそうですが、常に私たちの考える何歩も先を提案してくれ、新しい発見ばかりでワクワクさせていただきました。

シーエッチの皆さんと出会ってから、私たちの感覚に新しいものが次々と足されていきました。
ミナペルホネンのdopを浪江さんに教えてもらい、生地でも経年変化を楽しめることにワクワクし、椅子に張りました。

気づけばアトリエはミナペルホネンのアトリエ!?と思うほど溢れていました。シーエッチの皆さんも、どこかにはミナペルホネンを身につけられて、ミナペルホネン愛をとても感じました。


最後に

シーエッチ建築工房の皆様、梼原町森林組合の皆様、
平井棟梁、友利さん、田尾さん、荻野さん、西邑さん、
はだかのいえづくりに関わってくださった皆さん、ありがとうございました。

これを書きながら色んなことを思い出しますが、本当にお世話になりました。
皆さんお体大切に、ご家族とも素敵な時間を過ごしていただきたいです。
これからもよろしくお願いいたします。

これからはじまるはだかのいえ暮らし、ワクワクが止まりません。
大人も子どもも、この家と共に全力で楽しみ、味わい、成長していきます。

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