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2025/09/09
西宮市「ぼたもちの家」二度目の夏
2年目の夏を迎えた「ぼたもちの家」
こんにちは。渡邊です。
前回のブログからあっという間に1ヶ月が過ぎました。
気がつけば、わたしたちの暮らす
「ぼたもちの家」が完成してから
2年目の夏が終わろうとしています。
四季の移ろいとともに
暮らすことは当たり前のように思えますが
毎日の小さな出来事が積み重なり振り返ると
「あっという間に月日が流れていた」としみじみ思います。

昨年の夏は
娘がまだ寝返りを打ち始めたばかりの頃。
床の上でコロンと転がり、窓から差し込む光を見つめ
コロコロと移動している姿が印象的でした。
それが今年の夏には
家の中を自由に歩き回り、段差を上り下りし
庭へ出ては草や石に興味を持ち、大忙しの毎日。
家族の成長とともに、家の風景もまた違って見えてきています。
草屋根とともに過ごす時間
我が家の大きな特徴のひとつが、草屋根です。
季節ごとに表情を変える草屋根は、
家族にとっても、訪れる人にとっても
自然と心を和ませてくれる存在になっています。
夏の草屋根は緑が力強く茂り
最近は夕方になるとトンボがやってきます。
お隣のお家が西日を遮り、潅水装置で湿った芝は
虫たちにとっても心地いいようです。

(苦手な方ごめんなさい)
また、家の近くを歩いていると
沢蟹がちょこちょこと足元を横切っていくことも。
子どもの頃さえ出会えなかったような光景に
毎日の暮らしのなかで自然と触れられるのは
この土地、この家ならではの喜びです。
タマムシやホタルにも出会いました。
もちろん草屋根には手もかかります。
雑草を抜いたり、芝を刈ったり、肥料をやり
夏場は潅水のために水道代が少し多めにかかったり。
けれどその手間すらも
季節とつながりを持つための
大切な「作業」だと感じています。
草屋根の上を揺れる緑を見ていると
水をやったことも、草を抜いたことも、
すべてが暮らしの一部になっているのだと実感。


雑草もふかふかで気持ちいいのですが
芝の上に広がってしまい芝が枯れるので
夏はたくさん抜いて、近所の畑で引き取ってもらったり
近所の方との交流も生まれました。
娘と家の関わり
家の中の段差や畳、カーペット、
三和土(たたき)など、多様な素材を使った
自宅は、娘にとっても格好の遊び場になっています。
杉の床の上でゴロゴロしたり
カーペットのやわらかさを確かめたり
畳をざらざらと触って嫌な顔をしたり
時には土間に降りて外とのつながりを感じたり。

子どもは本当に正直で、
自然な素材に触れるときの表情は
とてもわくわく生き生きとしています。
昨年は抱っこで見せていた風景を
今年は自分の足で歩いて眺めている。
その変化を見守ると、家もまた家族と一緒に
育っているように感じます。
家の中で上り下りをしている娘の姿を見ていると
設計のときに考えた「段差を活かした暮らし」が
子どもの成長を助ける役割を持っているのだと実感します。
バランス感覚を養いながら
危険を学び、挑戦を繰り返す。
家そのものが「遊び場」であり「学び場」です。

季節とともに変わる風景
2年目の夏を迎え、
庭の草木も少しずつ落ち着きを見せています。
植栽は一年目よりも根が張り
春先から夏にかけての成長も力強くなりました。
窓から見える景色は、緑のボリュームが増して
家を包み込むような安心感を与えてくれます。
そして、夏は風景だけでなく
「音」や「匂い」までもが豊かです。
夕方になると川のせせらぎと一緒に虫の声が聞こえ
窓を開ければ湿った土や草の匂いがふわりと漂います。
夜には星がきらめき、
昼間とはまた違う静けさの中に身を置くことができます。
(先日プロの方々が見学に来られました)
家の前を流れる川辺は
夏になると水遊びを楽しむ子どもたちや
散歩をする人々の姿が増えます。
そんな風景を室内から眺めていると
家が町の景色の一部になっていることを実感します。

わが家は「自然になじむ家でありたい」と
願ってできるだけ溶け込むよう設計した住まい。
草屋根の緑や木の外壁は、四季の光や影に溶け
通る方から素敵と声をかけてもらえることがあります。
家が「ただ暮らすための箱」ではなく
周囲の景色と関わりを持ちながら存在していることが
日々の暮らしを豊かにしてくれているのだと思います。
時の流れと暮らしの積み重ね
改めて思うのは、月日の流れの早さです。
あっという間に2年目の夏。
けれど、「あっという間」の中には
毎日の食事や、子どもの成長、
庭の草木の変化、季節ごとの行事など
数えきれない小さな出来事がありました。
そのひとつひとつが積み重なって
今の我が家を形づくっています。
大きな変化はなくても
ふと気づくとスズメが砂浴びをしていたり
娘ができることがひとつ増えていたり。
暮らしの中の「小さな発見」を
見逃さずに大切にしていきたいと思います。
暮らしを感じに来ていただける機会
そんな「ぼたもちの家」で
9月21日(日)に 暮らしの見学会 を予定しています。
実際に家に足を運んでいただき、
平屋でどのように日常を過ごしているのか
空気感や素材の心地よさを体験していただければと思います。
また、同じ日に「ヨガ教室」も開催します。
自然を感じながら体を伸ばす時間は、
日常のリズムを整え、心を穏やかにしてくれます。
家という空間が、
暮らしだけでなく心身の健康にも
つながっていることを感じていただけると思います。
見学会やヨガ教室を通して、
図面や写真では伝えきれない「暮らしの実際」を
ぜひ体感していただければ嬉しいです。
おわりに
2年目の夏を迎えた「ぼたもちの家」は
これからも自然と、家族の成長とともに
ゆっくりと歩んでいきます。
月日の流れは早いですが
日々の小さな喜びや発見を大切にして
この家での暮らしを積み重ねていきたいと思います。
引き続き、Instagramやブログ
そしてYouTubeのルームツアーでも
「ぼたもちの家」の様子を発信しています。
よろしければそちらもご覧ください。
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Instagram 👉 @ch_watanabe
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過去のブログ 👉 渡邊自邸ブログ
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YouTube 👉 ルームツアー動画
見学会にて皆様が
我が家でくつろいでくださる様子が
今からとても楽しみです。![]()
渡邊
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