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2023/06/18
三田市「暖・談・段・毯の家」お清め式
こんばんは。渡邊です。
先日自邸のことを少し書きましたら
「場所わかります!」のお声がちらほら。笑
驚きつつも、うれしくて。
せっかく自身が家を建てる立場になるので
主人と相談しつつですが、土地の特徴からの間取りの話や
具体的な費用のことなどもお話できたらいいなと思っています。
敷地にいるときも、不思議と
夫婦共これまでご縁があった地域でないのですが
知っている方が偶然とおりがかったり、不思議なご縁のある土地です。
さて、本題の
三田市「暖・談・段・毯の家」。
先日浪江が上棟の日の様子を書いてくれましたが
無事の上棟を祝ってお清め式を行いました。
▽上棟の日の様子のブログはこちら
https://www.ch-wood.co.jp/blog/sanda-kinoie-chkenchiku-tyumonjyutaku2023
一緒に梼原の森へも行ったお施主様。
たくさんの構造体をご覧になって
あの森の木々たちの命をいただいていると
改めて驚かれ、感謝されたご様子でした。
▽
梼原の森で梁になる木を伐採したブログはこちら
https://www.ch-wood.co.jp/blog/dandan_sanda_yusuhara
上棟の日、ブルーシートに包まれて、青くなった家にて。
監督、石川さんが丁寧に御幣をつくってくれました。
もう慣れたもので、ささっと綺麗に作ってくれます。
その御幣に、お施主様に記名いただき。
想いをしっかりと込めていただきました。
建物の四方をご家族でお清めいただきます。
それぞれ、お塩、お米、お酒をもって。
ここで少し余談ですが
塩・米・酒でお清めする理由って、ご存知でしょうか。
所説ありますが、私はこの「酒」の話が好きで。
お酒というのは、遥か昔、木の股の穴があいた部分(うろ)に雨水が溜まり、
そこに木の実が転げ落ちて発酵しているのを見つけた方があるそうです。
その人が嗅いでみましたら、なにやらとても良い香りがしたので、
勇気をもってすすって飲んでみたら、何やら甘酸っぱく、ぽーっとしてなんとも美味しく。
こんなに美味しいんだから、きっと神様が与えてくれたものなんだ!と思ったことが起源だそうで。
そのお酒を、神様が与えてくださったので
自分たちで工夫して、よりよいものにしたので
ぜひいただいてください、と献上するイメージなのだとか。
(所説あります)
余談はほどほどに
建物のお清めが終わりましたら
御幣をお施主様から棟梁へ渡していただき
しっかりと骨組みに取り付けていただきました。
(工程が進むと小屋裏に設置されます)
今回の「暖・談・段・毯の家」。
漢字は当て字で、段差があちこちにあるお家。
意図して段差を設けることで、楽しい場所が次々に生まれる予感。
なにやら、小下がりな1階の空間や
反対に、小上がりになっている2階のスペース。
ここは何になるのでしょうか。
そして、2階から抜ける緑。
隣家と高低差があるため、不思議な景色。
もちろんここも、上手に建物に取込ます。
このたび上棟し、
骨組みは1日で一気に組んでしまいますが
ここからは少しずつ、工事が進みます。
竣工は10月の終わりごろの予定。
お施主様、近隣のみなさま
引続き、どうぞよろしくお願いいたします。
渡邊
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