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番外編《はたらく夫婦の》間取りと窓取り


こんにちは。渡邊です。
12月もついに半ば、寒くなりましたね。
二十四節気は間もなく「冬至」を迎えます。
今年は12月22日だそうですね。


さて、今日は「番外編」ということで
少し長くなるかもしれませんがタイトルのとおり
間取りと窓取りについて、はたらくご夫婦の目線での
ブログを書いていこうと思います。


全5項目、どうぞお付き合いください。
■1.はじめに
■2.間取りづくりのポイント
■3.「窓取り」ってどんなこと
■4.「はたらく夫婦」の嬉しいこと
■5.ウッドデザイン賞受賞「子育てを楽しむ陽だまりの家」


kinoie_living_myhome_takarazuka1.jpg



■1.はじめに
「はたらくご夫婦」と書くと
あいまいに聞こえるところもあると思いますが
働くといっても家の外と内、どちらもありますよね。


旦那様がお勤めに出ていて、
奥様が家事をされているお家もあれば
奥様が主な収入源として働かれていて
ご夫婦で家事をされているお家もあります。


なので特定のご家族にこだわらず
様々な「はたらく」目線で綴っていきます。


浴室の前に脱衣室をつくったり
台所の近くに食堂を設けたり
玄関には靴収納を作ったり...
というような「間取り」の話ではなく


間取りをつくる上で気にかけている
ちょっとした小話として読んでください。
それでは、はじめます。



■2.間取りづくりのポイント
さて、本題ですが間取りって何でしょうか。
間を取る、と書くように、敷地の中での「間」、
すなわち部屋を配置して間取りを作っていくことをいいます。


では、どうやって間を取るのでしょうか。
その中にはたくさんのコツがあるのです。
街中に建てるのか、田舎に建てるのかによっても
間取りの考え方が変わるのはお察しのとおりですが


接道している方向や、お隣のお家、風のとおりみち
光の入り方、陽の入りや陽の出の方向、角度、
階段の場所、車の停め方、木を植える場所…など
書き出すときりがないくらいの要素を検討して
ようやくそれぞれの部屋の間取りが決まるのです。


ときどき、間取りはどうやって決めればよいか
ご相談をいただくこともあるのですが、敷地にもよりますし
本音を申しあげるとすると、お施主様では決められることではなく
「どんな風に暮らしたいのか」を設計される方にしっかり伝えて
それ以降はお任せされるのが良いのではないでしょうか。


もっと知りたい方は、
◎1月25日(土)13:00-15:30の住まい教室
「いい家ができる設計」にてお伝えしてまいります♪
https://www.ch-wood.co.jp/event/2020/01/25130000.html


kids_japaneseroome_washitsu_myhome_ch.jpg



■3.「窓取り」ってどんなこと
ところで、タイトルにしている
「窓取り」って具体的にどんなことでしょうか。
これも大切なポイントのひとつなのです。


窓というのは採光や通風のためだけではなく
内と外をつなぐ役割も担っています。
なので間取りを考えるとき、窓の取り方を考える、
それを「窓取り」といういい方をしています。


どれだけ良い間取りであっても
カーテンを閉めたまま暮らさないといけない
窓を開けても車のおしりが見えるだけだったり、
隣の家の窓が見えてしまうような窓取りでは
良い間取りとはいえません。


しっかりと、窓を開けて光と風を取り込み
窓辺がきもちいい場所になるように
建物を配置していくことが大切です。


窓を良い場所にとることで
こうしてこどもたちの遊び場所になったり
ぽかぽかのんびりできたりするのです。


matinaka_kinoie_wooddeck_myhome_ch_takarazuka.jpg



これも上の写真は4月、下の写真は11月。
夏の日差しは高く、日中は真上から差し込むのに対し
冬の日差しは低く、斜めからゆるやかに落ちてきます。
季節や時間によって陽が射す角度が異なるのです。


よって
半袖の季節には、たっぷり出した庇が陰をつくり
長袖の季節には、陽が室内まではいるように
お日様となかよく付き合う窓の取り方を
私たちは家づくりの中で大切にしています。


kinoie_living_myhome_takarazuka_pokapoka.jpg




■4.「はたらく夫婦」の嬉しいこと
私は、3LDKの賃貸マンションで2人暮らしなのですが
朝から晩まで働きながら、日々家事をしていて
暮らしの中で思うことがたくさんあります。


例えば
食材を置く場所が無い、作った料理を並べる場所が無い
陽が落ちてきて洗濯物を取り入れると、置く場所が無い
洗濯物を干すとバルコニーがいっぱいになってしまい、通れない


ちょっと一息つける場所があったらな。
台所から和室が見えたらいいのにな。
キッチンの近くに洗濯物をとりこめて
煮込んだりしてる間にアイロンかけたり畳んだりできたらな。
暮らしのストックの場所がもっと融通きいたらいいのにな。
かさばる冬もの、なんとかしたいなあ。
お風呂の掃除道具はどこに置こう...など


ほんとうに書ききれないくらい日々色々思うのですが
きっとこのブログを読んでくださっている方の中でも
暮らしの悩みがある方、多いのではないでしょうか。


猫と気ままに暮らす家1.jpeg


そして私の場合は、この○○だったらな、を
お施主様とのプラン打合せの中では
何よりも大切に伺うことにしているのです。
せっかくつくるお家づくりですから。


今の暮らしで何が不便なのか、
どうすればそれが良くなるのか
それを良くすればどうなるのか...ということ。
同じ間取りでも「暮らし」が違うと
不便に感じることはきっと違うはず。


私だったら
キッチンの近くにワークスペースが欲しい。
玄関と洗面室が近いと朝の支度が楽かもしれない。
室内には陽があたる物干しスペースを。
マンションだけど縁側があると楽しそう。
そこでのんびり珈琲を飲みたい。
そんな想像が膨らみます。


そういった話をお施主様とたくさんしているのです。




■5.ウッドデザイン賞受賞
「子育てを楽しむ陽だまりの家」

そうした家づくりを心掛けている先日のこと、
宝塚市で4月に竣工した「子育てを楽しむ陽だまりの家」が
ウッドデザイン賞を受賞しました。


このお家もここまでに書いたような
どう暮らしたいかを中心にたくさん話しながら
間取りを決めてつくったお家。


▼ウッドデザイン賞2019
https://www.wooddesign.jp/
▼施工事例「子育てを楽しむ陽だまりの家」
https://www.ch-wood.co.jp/case/2019/04/01162455.html


wooddesign_myhome_ch_takarazuka.jpg


今日のブログにはたくさん、
お子さんが写っている写真をつかっていますが
この写真が今回の受賞のお家の写真です。


実際に、どんな暮らしがしたいか
作ったお部屋ではどんなことがしたいのか
そういったことや日当たり、風の抜け
ご家族の動きを考えながら設計しました。


このお家は階段が特徴的で
家具のように中が収納になっています。
水まわりからもLDKからもアクセスが良い場所に
あえて区切りすぎない収納を設けることで、
自由に片付けられるようになりました。


こどもたちもいつも楽しそう。
kaidan_myhome_kinoie_takarazuka_girl.jpg


お引き渡しから7ヶ月が経って
受賞のご報告と共にお家へ伺い
暮らされてからのことを話したのですが


子どもたちが毎日走りまわっていること
ご友人様がいらして早めのクリスマスパーティをしたこと
庭に植えた植栽が元気にのびのび育っていること


床にマーカーで落書きをしても、しっかりとれたこと
植木が枯れかけたが、すぐ外構屋さんが来てくれたこと
お子さんの習いごとや、キッチンの使い勝手まで
本当に色々なことをお話しました。


ウッドデザイン賞状お渡し1.jpg
受賞、おめでとうございます!


物としての家、間取りではなく
そこに暮らしてどんな気持ちになるのか
どんな気持ちになって欲しいのかという
「心」につながる部分や


光や風の入り方や目線の抜け
家族の出入りや、家事動線など
間取り図では書かれていないことも
ぜひひとつ、考えてみてください。


プランができたときには
設計スタッフのそんな想いも
想像していただけると嬉しいな、なんて
そんなことを考えながらブログを書きました。


おつきあい、ありがとうございました。

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渡邊


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