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2023/04/16
渡邊、土地を買いました。
こんばんは。渡邊です。
ずっと書こう書こうと思いながらも
なんとも自分のこととなると腰が重いのが私という人間で
先日少し書いた、自邸計画の土地について
今日は書いていこうと思います。
土地との出会いは10月でした。
家を建てる予定は「いつかそのうち」。
土地を買う話なんて、全く夫婦でしていなかった
結婚3年目の私たち夫婦の家づくりの話を
せっかくなので綴っていこうと思います。
不動産屋さんに行くこともしなければ、事前審査もせず
ふと、お客様の土地探しのためにsuumoのアプリを見ていたある日
なんとなく、気になる土地が目に入ったのでした。
私たち夫婦は共働きですが
夫婦合算でローンを組むとしても
土地が1000万円を超えてしまったら
木の家は建てられないような世帯です。
ですがその土地にビビビと感じるものがあり
なんとなく計算すると解体費を考えても
もしかしたら小さな家なら予算が立つかもと思い。
夫に何気なしにURLを送ってみたら
夫もなんとも気になってしまったらしく
その日のうちに見に行ってくれたのでした。
それが、下の写真の右下、青い屋根の家の土地。
私がはじめて現地をみたのが昨年10月26日(水)のこと。
そして改めて、明るい時間に見てみたくなり
再度翌週に伺ったのが11月2日(水)。
敷地の下を流れる清流と環境に一目ぼれ。
次の日には社長に相談し、あれよあれよと話が進み
『ご縁があるとタイミングが合う』とお施主様にはよく話すのですが
その週末の11月5日(土)には不動産屋さんと社長と夫と現地へ行き
その足でそのまま、買い付け証明を出したのでした。
ですが、前述のとおり
ローンの事前審査はおろか、家づくりの話も
何もしていなかった私たちはここから慌てることになります。
ですので本当に、「いつか」家を建てたいと思いの方も
事前審査だけはされておくことを心からおススメします。
急いでいくつかの銀行に事前審査をし
そのための書類集めをし、自分たちにあう返済方法を検討し
休みの合わない私たち夫婦は、毎晩夜な夜な会議と書類作成に追われました。
幸い、土地の境界が明示されておらず
明示後の土地契約をする意思表示をしていたため、その期間があったおかげで
土地の契約までには住宅ローンの審査を通すことができました。
11月30日(水)、秋が深まったころ
解体費の確認のため、売主さんの許可を経て敷地に入りましたが
敷地から川へ降りることもでき、秋の木々がきれいでした。
日々の暮らしで、季節を採集できることが嬉しくて。
土地の決済は2月末日でしたが
明示された境界内に借地があったり
解体したい建物の名義が売主様でなかったり
様々な都合でローンの本審査がとおらず
ローン特約の期限であった1月半ばまで
お正月もひたすらバタバタと過ごしました。
むしろ、お正月休みをいただけたお陰で夫婦で書類作成などもでき
実は借地の借主が兵庫県で、土木事務所に足を運んだりと
なんとも、決済までは休みの度に慌しかったです。
土地のクセが強かったのもあるのですが、
私たちの何も準備しないまま進んだ土地購入。
重ねて申し上げますが、せめて事前審査を。と
これから家づくりをされる皆さまには、お伝えしたいです。
私たちが買った土地は、クセが強すぎて
事前審査を通過した大手銀行2社が本審査が中々通らず
大手さんだけに、根拠となる関係者の書類集めが大量となり。
前述のとおり借地先が兵庫県だったので、そちらも書類を出してくれず。
そんなやりとりのなかで、
私たちを信用して貸してくれるとおっしゃった
シーエッチのお施主様はよくお世話になっている地銀さんで
最終的にはお金を借り、無事決済を迎えたのでした。
無事決済が終わり、3月から解体に着手。
休みのたびに、こっそり現場に行きました。
もうとっても、お施主様の気持ちがよくわかりました。
書きたいことは山ほどありますが
そうして終わった解体後の敷地がこちら。
南には、竹藪と開けた空。
北は北で、森なのです。
建物が建っていたときは陰になっていましたが
この森も陽があたると、やはりとてもきれいでした。
そして南側のがけ下に、川。
家づくりの話なんて何もしていなかったなか
家を建てることに、何の事前知識もない夫が
土地購入にGOを出したのは、この川のお陰もありました。
人工的なものでなく、自然が残る敷地で
実は最寄り駅から徒歩10分。宝塚駅もバスで10分。
シーエッチへも40分くらいで出勤できる、そんな場所です。
まだまだ間取りのことや
仕様の話はこれからという段階ですが
より、お施主様の気持ちを身近に感じ取れるよう
私も良いことや、ふんばったこと
ひとつひとつの出来事を噛みしめながら
家づくりを進めていけたら、糧になるなと思っています。
これからの家づくり日誌も
どうぞよろしくお願いいたします。
設計 渡邊
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