ブログ
2020/05/11
既存材料の効果的な使い方~リノベーション工事
兵庫県「二度目のリノベの家」
内装工事が進んでおり、今週末で終了予定です。
今回の工事では、既存柱・梁は基本的にはそのまま使用し、構造的に脆弱な部分は補強しています。
既存材は化粧材ではないので、壁、天井内に隠れて見えません。
しかし、一部分既存材料をあえて見せている部分があります。
二階の天井を勾配天井にして、既存の小屋組を魅せています。
空間に広がりができて且つ、今まで、そしてこれからも家を支えてくれる梁を見せることで、より家に愛着を持っていただけると思います。
もちろん化粧材ではないですが、表面をサンドペーパーで仕上げ、自然塗料を塗りました。
天井面と既存梁との取り合い部分はボードを張るにも、クロスを張るにも、高度な技術が必要ですが、チームCHの職人さん達は慣れた様子でおさめてくれます。
高い技術力でより豊かな空間をつくる。
希望・要望に確実に応える技術は大きな価値の一つであると思います。