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2020/04/18
木の家のお手入れ【ウッドデッキ】塗装
こんにちは。
穏やかな過ごしやすい季節になりました。
外出もままならない昨今ですが
こんな時は、家のお手入れをして過ごしましょう。
晴れの日が続く週は
ウッドデッキの塗装のチャンスです。
皆様のウッドデッキの状態はいかがでしょうか。
軒が深い場所、雨ざらしの場所、
靴下で使用する場所、土足で使用する場所、
使い方にもよりますが、
竣工後、2-3年ほどたちますと、
色褪せ、ひび割れなどが出てきやすくなります。
(↑3年半経過。軒下。普段のお手入は水拭きのみ。ここではいつもはだしで過ごします。)
シーエッチのウッドデッキは
レッドシダー材を使用。
脚ざわりがよく、ウッドデッキは子供たちの格好の遊び場。
心地よさを保つために、
定期的に塗装をしていただくと、
きれいな状態が続きます。
***
【塗料の入手】
表面を覆うものではなく、
木肌が見える浸透するタイプの
屋外用木材保護塗料を選んでください。
※シーエッチでは
「シッケンズのセトール」という商品
をお勧めしています。
環境配慮型で、木材に浸透して保護します。
ごくうすく塗膜を作り、防腐防カビ効果があります。
インターネットでも簡単に手に入ります。
カラーの種類がありますので
現状の色をご確認ください。
1Lで1回約16㎡塗れます。
塗装する面積、回数に合わせて
1L缶や4L缶をお選びください。
【商品の説明書の確認】
一般的な使用方法を以下の記載しますが、
その商品の使用方法や注意事項は説明書を必ず読んでください。
【ウッドデッキ表面の掃除】
汚れている部分は掃除してください。
水拭きされる場合は、しっかり乾燥させてから塗装します。
(土汚れ、鳥の糞、枯れ葉、蜘蛛の巣など、汚れをきれいに取り除きます。)
【ウッドデッキの研磨】
紙やすりで表面をさっと研磨します。
ささくれなど、気になる箇所はありませんか?
塗膜がかなりはがれているなど
傷みがひどいようでしたら
全体にやすりがけしてください。
電動研磨機のレンタルもあります。
研磨で出た木の粉などをしっかり取り除きます。
【養生】
塗料がつかないよう
ウッドデッキの下部に新聞紙やシートなどで
カバーしてください。
外壁と近い部分にはテープなどで
外壁につかないようにしてください。
肌につかないように、また汚れてもいい服装で作業してください。
【塗装】
缶を開ける前に30秒ほど充分に振って
液の濃度を均一にします。
ふたをあけ
手持ち用の少し深めの容器に移します。
刷毛は、余分な毛羽を取り除いてから使います。
(けっこう抜けます)
液だれに気をつけながら板の中央から広げるように塗っていきます。
(ここがとても楽しい作業。どんどんコツをつかんで上手になってくる。)
板のサイドの部分は小さめの刷毛を使います。
(きれいに塗るのは難しいです)
全体が濡れましたら、
16時間以上乾燥させます。
拭き上げは不要です。
乾燥後、2回目を塗ります。
(3回塗ると色艶も濃く、耐水性も上がります。)
雨の日もしっかり水をはじいています。
【注意】
商品に記載の注意事項を
必ず守ってください。
溶剤は揮発性がありますので
火気厳禁です。
使用後に拭き取った布や刷毛にも
注意が必要です。
環境配慮型でも、オイルの臭いがきついので
マスクを使用したり、あまり長時間の作業は
されませんようご注意ください。
小さなお子様が手にしないようにしてください。
***
定期的なお手入れをすれば
比較的きれいな状態が続きます。
傷みがひどくなる前にされると
それほど、大変な作業ではないです。
もちろん、天然木なので年月が経つと
風合いなどが新築時と異なってきます。
その変化を古美る(ふるびる)こととして
楽しんでいただければと思います。
塗装後、また年月が経って艶が落ち着き
しっとりとナチュラルな感じになってくるのが楽しみですね。
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