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2020/02/02
吹田市「小屋のある家」大工さんの道具
こんにちは。渡邊です。
ついに2月になりましたね。
もうあと2日で「立春」。
やっと本格的に寒くなってきたようで
すぐそこまで春がやってきていますね。
さて、昨日は
宝塚市「朝陽浴びる台所の家」の外構打合せ後
吹田市「小屋のある家」にて監督の徳毛と
大工さんと打合せをしてきました。
現場についたのは夕方。
暮れゆく中で窓辺に座る涌井大工の姿。
近づいてみると、足元には大切な道具たちが。
この道具は「鑿(のみ)」というのですが
浅い穴を掘るためのもの、
深い穴を掘るためのもの、
木材に仕上げの加工を施すためのもの
溝を掘るのに適したもの、など
穂先の形状によってさまざまあるんです。
道具好きの私としては
見ているだけで飽きません。
それから「鉋(かんな)」も。
鉋も大小さまざまな役割があり
その大きさや刃の種類、出幅などによって
いろいろな使い方ができます。
涌井さんに近づいてみると
刃をひとつひとつ丁寧に
砥いでいらっしゃいました。
大工さんにとって、道具は手と同じ。
道具を大切に手入れされる職人さんは
同じように家のことも、人のことも、
大切にされる方が多いと思います。
家を大切に思いながら
道具を大切にされて作っていただく。
そんな家づくりをいつも嬉しく感じます。
今日は、板金屋の足立さんもいらっしゃいました。
いつもきれいな屋根・壁の仕上げをありがとうございます。