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《お役立ち》知っておきたい、キッチンの考え方

 

こんにちは。渡邊です。
最近キッチンについて、よくご質問をいただきますので
それについてお答えさせていただこうと思います。


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《 目次 》
■1.キッチンの種類について
■2.キッチンの通路幅が80cmなのはなぜ
■3.キッチン背面収納について
■4.キッチン吊戸棚について
■5.キッチン上部棚について
■6.パントリーが必要かどうか
■7.パントリーに扉は必要なのかどうか
■8.さいごに

全8項目でお送りいたします。



■1. キッチンの種類について
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キッチンの種類はどのようなものがあるかご存じですか。
アイランド型、Ⅰ型、Ⅱ型などはよく耳にされると思いますが
ここに、ペニンシュラ型やL型なども含んでいくと、
どのようにどれを選ぶのが良いのか、建てられる方には
少々わかりにくいくらい、種類がありますね。


まずは、それぞれの長所・短所・選び方について
「一般的に言われている」選び方を書いていきます。


《 アイランド型 》
アイランド型は、アイランド=島、という言葉のとおり
シンクやコンロ、作業台、はたまたキッチンそのものが
島となって回遊できるタイプをいいます。


私たちの木の家では最も採用が多く
回遊できることで行き止まりを作らないキッチンです。
数人で作業しやすかったり、開放的な空間を作れるので
住宅街の中でのコンパクトなおうちでも、レイアウトしやすいデザイン。


その点、デメリットとしては
手元が見えることを気にされる方や、油跳ねを気にされる方が
多くいらっしゃいますが、手元を隠す壁をつくったり、
コンロ前にガラスを立てたりすることで、防ぐことができます。


《 I型 》
I型キッチンというのは、シンクと調理場、コンロが一直線に並ぶキッチン。
壁側にキッチンがつくパターンの場合を多くいいますが
シーエッチでは、Ⅰ型がアイランドになり、壁際に収納を作るような
Ⅰ型キッチンも作っています。(それもアイランド型とする会社もあります)


《 Ⅱ型 》
Ⅱ型と呼ばれるキッチンは、端が壁についていることが多く
その字のとおり二列になっています。
大半はコンロとシンクが別の列にあることが多いので
キッチンとしての面積が必要になってきます。


キッチンとして広い空間をとることができますが
コンパクトな木の家にはもったないスペースかもしれません。
もちろん、特別な理由があるお家にはおすすめしています。


《 L型 》
こちらもその字のとおり、キッチンがL型になっています。
シーエッチでは、動線のことも考えるとほとんどしません。
コンパクトなお家にはあまり似合わないのがこの形です。




■2.キッチンの通路幅が80cmなのはなぜ
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シーエッチでは、基本的にキッチンと背面の収納などの間が
80cmのキッチンがほとんどとなっています。


なぜなら。
例えば60cmだったら。
作業をしていて後ろに人が通るとき
すれ違うことができず、少し危ない寸法です。
男性の肩幅がだいたい50cmくらいと考えると
60cmでは狭いということが予想できますね。


では、90cmだったら。
すれ違うこともできますし、冷蔵庫なども十分とおりますが
キッチンの奥行や背面収納の奥行を考えると少し広く、
ほかの場所にその面積は充てられると思います。
(もちろん事情があって広くするお家もありますが)


あまり後ろのカウンターまでが遠いと
振り返るだけでなく一歩踏み込む必要があったり
水ものを落としてしまう可能性も大きくなります。


だから、80cmがちょうどいい、のです。
人によってちょうどいいサイズは異なりますので
私たちのアトリエに試しにきてくださいね。
うちのアトリエのキッチン通路は、80cmです。
小柄な私でも、これがちょうどいいサイズです。




■3.キッチン背面収納について
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よく、キッチンの背面収納の奥行の相談をされます。
そして答えとして多いのは、間取りや置きたいものによりますが
50cm~55cmくらいの方が大半、背面にコンロがある方で65cmです。


なぜ50cm~55cmなのかというと、
大半の方が、背面収納に電子レンジ等を置かれることと
(パントリーが無い場合は背面に置きますよね)
作ったお料理の大皿なども後ろの棚に並べるとお料理が楽なので
そういったものが並ぶサイズに皆さんされています。


それより浅いものも作ること自体は可能なのですが
市販の食器棚のような奥行になりますので
よほどキッチンの空間がとりにくい敷地でない限り
50cm程度の背面収納がお勧めです。


知っていただきたいのが、こういったキッチンのお話は
お料理をされる設計士さんとお話されることをお勧めします。
もちろん、お料理をされない設計士さんでも話はできるはずです。
ですが、使い勝手となるとどうでしょうか。


運転免許をもっていない人は、車の駐車の話は体験がなく
どんな駐車場だと停めやすく、どんな駐車場だと停めにくい、など
きっと体感をもってお話できないと思います。


それと同じで、キッチンのお話をされるなら
キッチンをよく使う設計士さんの方がもちろん詳しく、
器のことを話すなら、器が好きな設計士さんの方が詳しく。


だから私は日々家事を少しでも丁寧に、
そして働きながらの日々で少しでも時間をかけずに家事ができるよう
いろんなことを意識して日常を過ごすようにしています。
その方が、たくさんお話ができますから。




■4.キッチン吊戸棚について
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基本的に、シーエッチのキッチンでは、
吊戸棚を付けない場合がほとんどです。
理由はいくつかあるのですが


例えば
1.あまり機械的なものを木の家につけたくない。目立つ。
2.つるつるした素材は、木の家には似合わない。
3.高い位置の吊戸棚は、木で作っても届かない。
4.届く位置にあっても、奥の方はほとんど使わない。


書きはじめると、たくさんの理由がでてきます。
きっと、メリットだってたくさんあると思うのですが
シーエッチ建築工房では、背の高いご夫婦の場合に限って
ときどき、付けるというような現状です。




■5.キッチン上部棚について
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それでは、上部に棚をつけるのはどうなのか。
これについて、私たちは賛成です。
ものが落ちてくる…と心配な方は止めておきましょう。


キッチンに棚があることで、わくわくする方こそは
その棚を付けるべきだと思うのです。


棚があると、お気に入りのカップを飾れます。
ちょっとしたお花を置いたり、ストウブなんかも置いたり
なんだか暮らしが楽しくなるような気がします。


もちろん、棚があるということは
ホコリがたまる可能性だってあります。
使うときに洗えばいい、ふけばいい、という方は
ぜひ棚をつけてしまいましょう。


これまた、気になるなあ…という方は止めておきましょう。
暮らしが少しでも豊かになるためにつけるのがおすすめ。




■6.パントリーが必要かどうか
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それからこれも良く聞かれます。
パントリーって必要でしょうか。


聞かれると、伺いなおすようにしています。
「パントリーは何のために作りたいですか。」
必要か、必要でないかというのは、暮らし方によると思うので
どんなふうにこれから木の家で暮らされたいのかを
たっぷりとお話いただきます。


日々の暮らしの道具と、食材を分けたい方は
きっとパントリーがある方が豊かになりますね。
お酒が好きだったり、自家製の何かジャムなどを作る方にとっても
そのためのスペースがある方が豊かになると思います。


なんとなくよさそうだから…というのであれば
パントリーは作らず、備蓄庫や納戸などでよいかもしれません。


設計としてお答えできることは、物の寸法などなので、
作るそのスペースが本当に必要なのか、
他の部屋に充てる方が良いのかなどは
優先順位をつけて考えてみてください。




■7.パントリーに扉は必要なのかどうか
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これもよく聞かれます、扉って必要でしょうか。
使う頻度や設置場所を踏まえてお勧めしているのですが
上の写真は作り方を工夫して、扉をつけないパントリー。


扉があるメリットとしては
中を散らかしてしまっていても目につかないこと。
大きな地震などがきたときも、中身が落ちてこないこと。
開けないとパントリーとわからず、見た目にもすっきりすること。
などが挙げられます。


扉をつけないメリットとしては
コストを抑えることができる。
開閉の手間がひとつ減る。
などが挙げられます。


見た目の問題は、プランで工夫ができますし
作り方次第で、中が見えるのを隠すこともできます。
それでもどうしてもきになるようであれば
個人的にはロールスクリーンでも良いと思うのです。


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■8.さいごに
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さて、ここまでキッチンのことを長々と書いてきましたが
こうした考え方でいつも家づくりの打合せをしています。
そうしてできた家が、シーエッチ建築工房の木の家です。
キッチン以外についても、いろいろな考え方がありますね。


もしもまだ弊社のパンフレットを
お持ちでない方がいらっしゃいましたら
お送りしますので気軽におっしゃってください。
施工エリア外の方でもお送りさせていただいています。

https://www.ch-wood.co.jp/inquiry/




それから、
こういった考え方を直接お話させていただく機会がございます。
本日1月分を開催中の住まい教室、「いい家ができる設計」「土地と資金」。
https://www.ch-wood.co.jp/event/


設計士のこうした小技は、キッチンだけでなく
家づくりのあちらこちらにスパイスとして隠しています。
そういったことを皆さんの家づくりに少しでも役立てればと
「いい家ができる設計」ではお伝えしています。


「土地と資金」ではその名のとおり
土地の探し方と、資金の考え方の勉強会をしています。
なかなかそういったことについての勉強会というのは
どうにも堅苦しい印象を私は受けてしまうのですが


私たちシーエッチ建築工房での勉強会は
実際木の家に暮らすOB前田が、経験をもとに
どのように考えていいのか教えてくれます。


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最後に、実際の建物を見てみたい方は
ぜひ完成見学会にご来場ください!
キッチンの他にも造り付けの家具や部屋のサイズなど
たくさん参考にしていただけると思います。
https://www.ch-wood.co.jp/event/completion/


見学会に行ったら、電話がたくさんかかってきたり
家まで営業に来られたりした経験がおありの方も
どうぞご安心なさってください。


私たちは営業マンがいない会社です。
実際に家づくりを経験したOB前田、
それから実際に打合せをしている設計スタッフが
完成見学会でもご案内させていただきます。


はじめましてから、お引渡しまで。
一人の担当者が打ち合わせを進めてまいります。

どうぞ気軽にいらしてください。


それでは、皆様にお会いできますこと
弊社アトリエと見学会場で楽しみにお待ちしています*


ご来場の予約は上記URLもしくは
電話:0798-52-8863 までどうぞ。

 

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設計 渡邊

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