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2023/10/28
渡邊自宅:上棟いたしました
こんにちは。渡邊です。
9月の地盤改良工事から、更新ができておりませんでしたが
一昨日、ついに自宅が上棟いたしました。
まずはここまで関わってくださった皆様
本当にありがとうございます。
社長、スタッフのみんな、大工さん、関係業者の方々
沢山の人のおかげで、この日を迎えることができました。
上棟前日、10月25日(水)。
会社は定休日で、いてもたってもいられず
土台敷き終盤の我が家の様子を見に行きました。
季節が秋になり、木々の鮮やかさは落ち着きつつ
赤や黄色といった花や実がきれいでした。
居住部分は約22坪、
インナーデッキのある伸びやかな平屋の計画。
基礎のときって小さく見えるのにおかしいな、と思いました。汗
基礎、土台、大引きの間には断熱材。
しっかり10cmの厚さで入れたあと、シートをして、床下地の合板施工。
手作業で1箇所ずつ、合板を留めていきます。
この日は30分くらい現地にいた程度でしたが
人の手で、丁寧に作られる家、それも今回は自分たち夫婦のために。
どれだけ贅沢で有難いんだろう、と思いました。
ホールダウン金物の先端にはテニスボール。
離れたところからも視認性あり、危なくないように。という棟梁の知恵。
そして10月26日(木)、いよいよ上棟の日。
休みをいただき、夫婦で朝から現地に足を運びました。
構造を組み始める前に、所定の位置に梁を運びます。
柱を立ててからでは動かしにくいので、先に段取り。
梁の配置が終わると、
あれよあれよと柱が建てられ、あっという間に建物が立体に。
材料が8時に搬入され、もう10時前には柱が立ち終わっておりました。
梁をかけていってくれる大工さんと
足場の外では、次にレッカーで吊るして組む材料を
準備されている大工さん。
その間、ほぞを打ってくださる方があったり
金物を留めていたり、棟梁は明日の工事のピーリングの加工と調整。
大工さんたちの阿吽の呼吸により、あれよあれよと建物が形になりました。
実際には丸一日かかっているので
あっという間、という感覚こそありませんでしたが
柱や梁、垂木の1本1本が人の手によって組まれ、
金物がつき、材料が家になっていく様子には感動。
いつもお施主様のお家でも建方現場に立ち会うことがありますが
設計という立場のみならず、施主という視点で工程を見たとき
簡単に言葉にはしきれない、何か感動というか感謝というか、
我が家のためにありがとうございます、という気持ちが強くありました。
夕方17:00。日暮れの手前で養生も完了し、この日は終了。
朝夕は肌寒く、日中は汗ばむ晴れ間の1日でしたが
どなたも怪我無く事故なく、終えられてよかったです。
そして今日、10月28日(土)、社長と現地へ伺いました。
垂木上にピーリング、その上に断熱材、そして屋根の断熱パネルが施工され
家となった我が家にはじめて足を踏み入れました。
やっぱり、大きいです。笑
だけどもそれ以上にとても心地いい。
個室が1つしかない家。あとはオープン。
その個室は寝室になったり、子供部屋になったり
趣味の部屋になったりと年月を経るごとに用途を変えて使う予定。
昔の日本の民家のように、部屋に用途を固定せず、のびのび暮らす平屋。
何度かご紹介した愛称「ぼたもちの家」。
由来はまたおいおいご紹介したいと思います。
引続き、我が家の工事もご紹介していきますので
今後とも、よろしくお願いいたします。
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