ブログ
2020/10/20
伐採祈願祭の旅~高知県梼原町~
こんばんは。石田です。
この土日と2日間、高知県の梼原町へ
建築予定の2組のみなさまと一緒に
木を伐りに行って参りました。
梼原町は
高知市から車で2時間弱の高地にあり
「雲の上の町」と言われています。
近くの四国カルストは標高1455m。
町面積の91%が森林の自然豊かな素敵な町です。
1日目は雨の降る中、山へ入り
樹齢60~70年となる杉の木を
伐採しました。
伐採の前には「伐採祈願」をします。
山の命をいただきますので
祭壇にお野菜などのお供えをして
祝詞をあげていただき
全員でお祈りをします。
木への感謝。
木を育ててくれた山への感謝。
山と木を育ててきてくれた先人への感謝。
工事の安全と
皆様のご健康と繁栄を願う
祝詞をあげていただきました。
伐採の瞬間は圧巻です。
これから乾燥させ梁となり家を支えてくれる
大切な材木となります。
愛着をもって家と共に永くご家族と一緒に
過ごしていただけますように。
梼原や材木のことについて皆で勉強もしました。
環境に配慮した適切な森林管理を進める森林を認証する
FSC森林認証制度を日本で初めて取得したことや
日本の林業のことや材木のこと。
まじめな顔のみんなのその横では…
遊んでいる2人。
工場内も見学。
材木の選別から加工・乾燥などの行程を
見て回ります。
その他、梼原町の自然と建築家の隈研吾さんの木の建築も
いっしょに楽しんでいただきました。
少しだけお見せしますね。
自然と梼原町の人に癒され
自然の命を感じる旅となりました。
30坪の2階建ての家の場合
柱・梁の構造材を何本くらい使用していると
想像されますでしょうか。
実は樹齢60~80年の木を200本ほど使います。
驚く数ですよね。
60・80年前の先人の方たちが山の手入れをし
丁寧に育ててきた木を使わせていただくと思うと
本当に感謝の気持ちでいっぱいですね。
そのように大切に育てられた木を使い
心地よく毎日を過ごしていただける空間を
私たちはつくっています。
今月末10月31日(土)、11月1日(日)には
実際に体感いただけます木の家の完成見学会も
予定しておりますので
ぜひ木のこと山のことも感じながらご体感ください。
1枠1組ご予約制となっております。
詳細はこちらです。
https://www.ch-wood.co.jp/event/completion/dandan_kinoie?post_id=16559
ご予約埋まってきておりますので、お早目にお申込みください。
それからみなさん
社長の浪江のメルマガをご存知ですか。
家づくりのためになること
スタッフや浪江の日々のあれこれを
ほっこりと綴っています。
▼▼▼購読はこちら
https://chwoody.jp/p/r/Ca8WuLvO
設計 石田