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2020/10/01
明石市「ぐるぐる回る平屋のお家」上棟しました!
こんにちは。
すっかり秋の気候になりましたね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、あっという間に10月になりましたね。
工事請負契約に、上棟に、現場での打合せと
楽しくあちこちに走り回っておりました。
そして、雨で延期になってしまっていた
明石市「ぐるぐる回る平屋のお家」が
無事、先日上棟いたしました!
当日のことをレポートしたいと思います。
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朝8:00前。
工事開始より少し前に伺うと
建て方の流れの共有などをしながら
大工さんと監督が和やかに話しておりました。
そして、カメラをセッティングして
いざ8:00を迎えると、すぐに1本目の柱が立ちました。
そこからは、早いです。
あれよあれよという間に手際よく
大工さんたちが次々と柱を立てていきます。
ただ、いつもすごいなあと思うのは
大工さん全員が柱を立てる作業をされると
その次の工程への動きが滞ってしまいます。
そこは阿吽の呼吸といいますか
柱を立てていく大工さんの傍らで
梁を上げる準備をされている大工さんもいて
チームワークで建て方工事を進めていきます。
柱が立つと、次は梁。
ぜひ、これから建て方を控えているお施主様には
現場でご覧いただくのがいちばんなのですが
この梁を施工する工程もそれぞれの大工さんが
特に誰が何を言うでもなく、役割分担をして
あっという間に組みあがっていきます。
きれいな平屋の屋根の形がみえました。
ちょっとした小屋裏スペースも、楽しみ。
最後に、建て方工事が終わると
建物全体の骨組みを
10m角の大きなブルーシートで
まるっと包み込む作業を行います。
翌朝には屋根の工程を進めていきますが
万が一、予定外の雨が降ってきても
決して材料の一部さえ濡らさないために
とても大切な工程です。
10m角のブルーシートは重過ぎて
人の手では持ち上がらないので、レッカーにて。
骨組み、屋根の材料、その他必要な部材は
全てブルーシートでしっかり覆います。
翌日、使うときにははがして、
1日を終えるときにはまた材料などを覆います。
一見、手間に思えてしまう作業かもしれませんが
お施主様の財産になる木の家ですから
その工程は絶対にはずせません。
お施主さま、この度は上棟おめでとうございます。
これから来年まで、工事が続いていきますが
ひとつひとつ、人の手で丁寧につくって参ります。
時間こそかかりますが
手作りの温かみのある木の家、
どうぞこれからの工程についても
よろしくお願いいたします。
みなさまも今後の工程を
どうぞ楽しみにしていてください。