写真とオーナー様からのメッセージで見る「木の住まい」施工事例をご覧ください。

音楽室のある平屋暮らしの家

オーナーズメッセージ

『パッシブデザイン』

『パッシブデザイン』  言葉のすてきな響きにつられて  たどっていくと何と身近な宝塚にその会社はありました。

自然の流れを生かしエアコンに頼らない、風が通り、陽をさえぎる深い軒や陽だまりを得られる縁側…それらは先人が地方の気候に応じて家づくりをしてきた知恵そのもの。無垢の木のあたたかさとやさしさ、そんな住まいにあこがれはしたもののまさか実現するとは夢にも思っていませんでした。

数年前からピアノの湿気が気になり  調律師さんに対策・調整していただきながら維持してきました。長年北向きの暗い部屋にピアノを置き、仕事の時間やご近所への遠慮もあってあまりピアノを使わない生活になってしまっていることも影響しているようでした。

気兼ねなく音を出せる環境はほしいけれど、マンション住まいの鍵1つで出かけられる気楽さやセキュリティーを考えると戸建てを住まいにすることは考えられませんでした。

とりあえず防音工事はできないものかと近くの工務店に依頼すると共有部分の関係もあり大掛かりな工事のわりに効果が薄いことがわかりました。それならば、将来のことを考え、利便性のよい所に新築マンションを購入しそこで防音工事をしようと考えていました。が、探していてもなかなか環境面で思うようなところがなく、見れば見るほど画一的な間取りが目につき、そのうち引っ越そうとなんとなく考えあぐねていました。

 

『音楽室のあるお家』へ向けて

ちょうど一年前の夏、新聞の折り込み広告の中に『音楽室のあるお家』完成披露会の案内が入っていました。しかもそこは以前からすてきだなと思っていた宝塚仁川のCH建築工房の施工でした。

木の香りのすがすがしさ、風景を取り込む窓やコンパクトにまとめられたご家族それぞれの時間を過ごすコーナーやお部屋、ステージのような階段、空や風、陽の光を感じながらの暮らしを実現できる居心地の良いお家だと感じました。

楽器はおけるのかしら、音はどれくらい外にもれるのかしらと…気が付けば音響テストよろしくすでに浪江さんをあちらこちらに動かしてしまっていました。(大変失礼いたしました。)

その後まだ建築するともそれを実現させようとの決断もなく実現可能かどうか一度ご相談申し上げるつもりで『住まい教室』に向かいました。

仁川はかつて勤務した土地であり、この地で過ごしたことを思い出しながら伺いました。今思えばよほど仁川にご縁があったのだと思います。     

会社とは思えないほど温かみのある木の建物、薪ストーブに格子戸、初めての場所なのになんだか懐かしい雰囲気。そこで前田さんは優しく適切に現実的な判断でスケジュールも考えてくださいました。実現できたらいいなぁとの思いに「大丈夫です。」 穏やかな口調でありながら背中をポンではなくドーンと押してくださったような気がしました。

住まい教室に完成見学会、OBさま宅訪問とお誘いをいただきながら  我が家の『音楽室のあるお家』計画はスタート。

できれば一年後に引っ越したいとまだまだ先と呑気に考えていたのですが、それならばさっそく土地を決めた方がいいとKGプランニングの立野さんをご紹介いただきました。

立野さんにあちこちご案内いただきながらも  途中で気が変わったりエリアを変更したり、そんなわがままも聞いて親身になってお世話下さり,

お忙しい浪江さんも同行してくださいました。  

「仕事帰りに見に来られませんか?」

その日待ち合わせの土地には  お二人がにこにこして待っていてくださり、浪江さんの手にはもうお家の完成イメージ図が作成されていました。立地条件や利便性いろいろな条件も合うけれど、決める勇気を持ち合わせられなくてすがるような気持ちで浪江さん立野さんに「ここで大丈夫ですか?」と伺うとそれぞれ「大丈夫!」と太鼓判を押してくださいました。

ようやく決心したその時、もうあたりは暗くなって秋の美しい月がぽっかりと浮かんでいました。来年の今頃はウッドデッキでお月見…そんな話をして帰りました。

 

『音楽室とBOX in BOX 2017  のあるお家』

プラン作成に当たっては予算のことを考えないようにして好きに夢を描けるのは楽しい作業でした。

今までの暮らしと今後やりたいことを考えていくことは、これからの時間をどのように過ごしていくのか自問自答するよい機会になりました。

コンパクトながらも盛りだくさんのわがままな要望は リビングは茶室並みのスペース?お風呂とトイレは省略?自分では間取りを想像できず全くはまらないパズルのようでした。突っ込みどころ満載のこてこてに積み上げられた要望を  浪江さんは整理し図面にしてくださいました。

初のプレゼンの日は見事に形になった設計図を見て驚きと喜びでわくわくしました。

音楽室は北海道並みの断熱で南側に納まり、足をぶらぶらさせられる吹き抜けが魅力の2階スペース、名付けて『BOX in BOX 2016』のパントリーは新年の訪れとともに『BOX in BOX 2017』に進化。響きが楽しくて何度も口にしてしまいました。ブラボーな設計図は白い模型として立体的になり、屋根を外したりいろいろな角度から眺めたりしてすてきなプレゼントを毎晩楽しんできました。

 

地鎮祭、上棟式と近年は珍しくなった家づくりのセレモニーを丁寧に執り行っていただき、それぞれ感激し身の引き締まる思いをいたしました。基礎工事が始まり仕事帰りに見に行くと日々作業が進められ少しずつ形になってくるのがわかりました。完成すると見えないのが惜しいくらいでした。建て方が始まると家の全貌がわかり立派な材木から新鮮な木の香りがしていました。濱畑社長様が選んでくださった我が家の梁は存在感十分。その中で藤井棟梁様は「もうちょっと待ってくださいね~」と言いながらまるで忍者のように身軽に作業されていました。あの机上の設計図から人の住む家という大きな箱を作ることができるなんて本当に卓越された技術だと感心します。梅雨から夏にかけて暑い中での作業はたいへんなご苦労をおかけしたと思います。指揮を執ってくださった現場監督の徳毛さん、職人の皆さまお疲れさまでした。

現場での打ち合わせでは渡邊さんと楽しい時間を過ごさせていただきました。事務所での打ち合わせ時はまだ現実味を帯びて考えられなかったことも完成に向かう現場で確認することで迷うことや悩むことも出てきました。多忙を理由にお任せすることが多く、それでもお願いしておけば間違いないと全面的に信頼して、時にはお友だちのように親しく相談にのっていただき、時にはプロ目線の冷静な判断でアドバイスいただきました。植栽選びで神戸市淡河に軽トラックで来てくださったときはかわいさとたくましさの何とも言えないミスマッチなお姿で笑ってしまいましたが…

 

 

 

『マイスターのみなさま』 ありがとうございました!

「これまでの人生のご褒美にいい家を建てられたらいいですよ。」濱畑社長様のお言葉に胸が熱くなった冬の日を思い出します。たくさんの方々に支えられ丁寧に建てられた木の香りに包まれた小さなお家。その佇まいは凛として美しくすでに街に溶け込んでいるように見えます。チームCHはお一人おひとりがその道のマイスター、確かな技と家づくりへの信念が集結されました。みなさま方とお顔を合わせる機会もご挨拶する機会も持てず失礼いたしました。濱畑社長様、浪江様をはじめCH建築工房の皆さま、藤井棟梁様、KGプランニングの立野様、チームCHの皆さま方大変お世話になりありがとうございました。この場をお借りして心より感謝しお礼申し上げます。

バイオリンやチェロ、ピアノ…木から生まれた楽器が演奏者によって輝きを放ち名器となるがごとく、これからCHのお家にふさわしい時の流れを創りだしていきたいと思います。何十年と育ってきた木々に見守られお庭の木と四季折々の調べを味わう暮らし。秋にはお月見会が実現できそうです。

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