写真とオーナー様からのメッセージで見る「木の住まい」施工事例をご覧ください。

リノベーション 好きな家具と空間、暮らしの希望を叶えた家

オーナーズメッセージ

 

出会い

4年ほど前、転勤で宝塚へ越してきました。「いつかは主人の地元へ帰らなくてはならない」そんな思いもあり、仮住まいのような気持ちで社宅に住み始めました。が、たくさんの良いご縁に恵まれ、ずっとここで暮らせたら・・・そう思うようになりました。そして、とうとうこの地へ住まうことを決意したのが、去年の秋。シーエッチさんに出会ったのも、ちょうどその頃でした。

きっかけはポストに入っていた1枚のチラシ。木の家、理想としていたコンパクトな住まいを感じさせる内容に惹かれ、軽い気持ちで完成見学会に足を運びました。そして、魅せられました。素敵だと感じたところはたくさんあるのですが、とにかく、うつくしかった。用の美、という言葉のふさわしいような機能性とシンプルさ、それでいて温かみをたたえた空間。

シーエッチさんの家との出会いはまた、浜畑社長はじめスタッフの方々との出会いでもありました。皆さん初めてお会いする方ばかりなのに、とてもしっくりと、なじむような感じが(勝手に、笑)ありました。

 

リノベーションという選択

その後、住まい教室や見学会に参加したり、個別にお話を聞かせていただいたり・・・シーエッチさんの建てる家(とスタッフの方々)のことを知れば知るほどお願いしたい気持ちは募りました。が、資金相談にも乗っていただく中で、注文住宅には手が届かないかもしれない、そんな現実とも向き合うことになりました。

それでも建売には全く興味を持てなかったので、何とか方法はないか、浜畑社長に相談しながら可能性を模索しました。地価の比較的抑えられた地域をいくつか教えていただき、子どもが幼稚園に行っている合間を縫っては、現地まで行ってみたりしました。そうするうち、なぜ自分たちが家を持つことを考え始めたか、といういっとう大事なきっかけのところが、再びくっきりとしてきました。それは「人と場所」でした。そしてそこにこだわるのであれば、土地の価格を抑えることはできない。今とあまり変わらぬ生活圏で中古住宅を購入してリノベーション、というのが私たちには最も現実的だ、という道筋が、見えてきました。

では、住みたい地域でどんな物件がどれくらいの価格で出ているのか。インターネットで調べ始めてすぐ、いてもたってもいられなくなるほど気になる物件に出会ってしまいました。翌日、とにかく実際の家が見たくて、不動産屋さんにも連絡せず一人で現地へ向かいました。正確な住所もわからなかったのですが、なぜか迷うこともなくその家に辿り着きました。その時の気持ちは忘れられません。こんなに住みたいと思う家が実際にあるのだ、と思いました。こんな家に住めたらどんなに素敵だろう。そう思いました。まだ中を見てもいないのに。

たまたまその数日後、お会いする約束をしていただいていた浜畑社長に、見てきた家のことをお伝えしました。すぐ「見に行きましょう」と言ってくださり、そのまた数日後には浜畑社長と不動産屋さんと現地へ行き、物件をチェックしていただきました。そして、これなら大丈夫でしょう、ということで即断。物件購入の準備とリノベーションの打ち合わせが同時進行の急ピッチで、進んでいきました。

 

プランニング、着工

古い社宅暮らしで結露や湿度に悩まされ続けてきたので、もしいつか家を持つことがあればそこをクリアーした、「光と風の通る家」「手と目と気持ちの届く家」に住みたいと考えていました。購入した物件もそれなりの築年数が経っていましたので、とにかく快適な住まいにしっかりと造り変えていただくことが、一番の目的でした。そこで浜畑社長と話し合い、断熱化・木質化を中心としたプランでお願いすることになりました。

あっとういう間に着工を迎え、まずは解体。天井、壁、床が取り払われ、現れたのは剥きだしの鉄骨。そこからだんだん家が再構築されていく様子に、家ってこんなふうにできているのだな、としみじみ思いました。人の手で一つずつ造られていくことの偉大さとありがたみを感じました。現場には週に一度行けるかどうか、くらいだったのですが、そのたびに藤井棟梁チームのうつくしいお仕事の数々に見入っていました。現場監督の徳毛さんには、なんだかんだとこだわったり悩んだりする私に根気よくお付き合いいただき、これまたお世話になりっぱなしでした。

 

家づくりを振り返って

あっという間の4ヵ月、いろいろ、ありました。

中古物件購入やリノベーション目的で借りられるローン探しに奔走したこと(浜畑社長にはここでも大変お世話になりました)、構造上の制約、解体して初めて分かった躯体の痛み、などはリノベーションならではの大変さだったかと思います。「リノベーション」という選択も市場も、今が過渡期で、これからだと感じています。

これは新たに建てる場合でもリノベーションでも同じことですが、家づくりはそれ自体がゴールではなく、そこでどういうスタートを切るか、いや、切りたいか、だと思います。自分たちがどうやって暮らしていきたいか生きていきたいか、と向き合うこと。それが家づくりのとても大事な部分なのではないでしょうか。これは住まう人各々にしか分からない部分です。そしてそれを現実のものにするためには、そこにしっかりと向き合って導いてくれる、プロの力が必要です。

この4ヵ月、決断しかしてこなかったような気がします。今回のリノベーションでいちばん考えを巡らし想像し、心がけたことは、バランスと調和でした。新しいものと古いもの、機能と嗜好。いずれも自分が望んだもので、どちらか一方が優先される、というようなものではありませんでした。このバランスと調和がとれる、という直観というか確信というか、ほどんど現実にも近い夢を、シーエッチさんと物件とに見たからこそ、これだけ様々なことが決断できたのだと思います。出会うべくして出会った、そんな家づくりであったと思います。

物件に出会ってからずっと、工事が始まっても、夢なんじゃないか、そんな気持ちでした。引き渡しと引越しを前に今ようやく、夢じゃないんだ、と少しずつ実感が湧いてきています。このような素敵な贈り物をしていただいたシーエッチの皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。そしてこれからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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