写真とオーナー様からのメッセージで見る「木の住まい」施工事例をご覧ください。

山を仰ぐ 光と緑を取りこむ家

オーナーズメッセージ

ちょうど1年前から具体的に動きだした家づくりもあと1週間ほどで引き渡しとなります。私たちが何を感じ何を考えていたかを書くことで、今後、家づくりをされる方の参考になれば、と思います。

「誰と家づくりをするか」を決めるまで
家づくりの中でこの選択が最も重要と考えていたので、工法のこと、断熱のこと、幅広く検討していました。「衣・食を選ぶのと同様に住まいも見た目や価格だけで判断したくない。それらはもちろん大切だけど、それ以上に居心地がいい家、自然素材で建てられる家にこだわりたい」と思っていました。

また、いくら工業化されているとはいえ、結局は人がつくるもの、大工さんの顔が見えるところにお願いしたいと考えていました。色々と探すうちに兵庫県産材ローンのことを知り、この制度を利用できるところにお願いしたいと考えましたが、なかなか自分の希望がすべてかなえられるところは見つかりません。ようやくCHさんのホームページに出会ったときの第一印象は全体のバランスがいいな、というものであまり広報をされていないのも好印象でした。

資料請求をすると社長さんから「事務所きませんかーー?」とお電話をいただき、お邪魔したことがCHさんとの家づくりの第一歩でした。

休日の静かな事務所で社長さんの家づくりにかける思いをお聞きし、主人も共感したようでした。
その後OBさん宅の見学会にお邪魔し初めてCHさんの建てた家を見たときに、家全体に人の手の温もりを感じました。今住んでいるマンションとは明らかに違う。家は人が丁寧につくりあげてこそできあがるものなんだな、と改めて実感しました。
CHさんにお願いしたい気持ちが高まり、「長方形の土地で、シンプルボックスが入らない」と具体的な話をすると浪江さんから「その方が設計士としてやり甲斐があります」と言われCHさんと家づくりをしようと心を決めました。できあがったものを「作品」と呼ぶ人にはお願いしたくない、とは思っていたのですが、初対面の浪江さんは私たちの話をよく聞いてくれた上で設計をしてもらえそうな信頼できる気がしたのです。出会いからほぼ1年経ちますが、この直感は間違っていませんでした。

プランができるまで
「どんな家を建てたいか、どんな暮らしをしたいか」は今の暮らしを見つめ直すことと同じでした。まず、今の暮らしの中で不便に思うことや新しい家への希望をぽつぽつと書き出し頭の中を整理することにしました。
設計シートには書ききれず、あっという間にA4の用紙6枚になりました。
洗濯にはお風呂の残り湯を使っていること、携帯の充電は寝室でしていること、玄関に収納したいものを羅列して持ち物のボリュームをお伝えしたり、とても細かいことだけれど、設計に必要な情報かもしれない、と思うことは全て伝えました。
プラン前の打ち合わせで浪江さんに見せて下さい、と言われたときは家族の生活をすべてお見せするようでなんとも恥ずかしい気がしました。
けれど、出来上がったプランは私たちの暮らしにピタッとはまり、変更のしようがなく、もちろんパッシブデザインが取り入れられたものでした。当初のプランのまま、今に至ったのはさすがプロだな、と思います。

実施設計が行われている間は通勤時間を建築関係の写真集や本、雑誌を読んで過ごしました。新しいことを知るのが何よりも楽しく、ぱっと思いついたことが実現可能かどうか妄想するのも楽しい時間でした。
細かい仕様まで時間をかけてひとつひとつ決めていく、その過程に参加できたこと、その後の細かい減額作業もいやな顔せずお付き合いくださったこと、本当に感謝しております。

着工後のこと
地鎮祭や上棟式をきちんと行うことで職人さん方とお話をする機会になったのが良かったです。御幣が棟にあがったときに、「この家は子どもの世代にも引き継いでいける家だ」と確信し、じーんと感動しました。
近くなので、休みのたびに現場に見学に行き、進捗状況を見られたことも幸せなことでした。棟梁は、木が好きなんだな、というのが伝わるお人柄で安心してお任せできました。板金やさんはお盆の酷暑の折にも真っ黒のガルバを相手に作業していただき、その仕事ぶりに感謝しました。クロス屋さんも左官屋さんも電気屋さんも建具屋さんも塗装屋さんもみなさん、チームCHと呼ばれる腕利きの職人さんに作業していただけて本当に良かったです。
また、職人さんに任せておけばなんの心配もなく完成するはずなのに、セルフで塗装したいなんて、勝手なお願いをしました。私たちの自由にさせてもらえたこと、本当に感謝しております。監督さんはじめ、みなさんに心配をおかけしただろうな、と思います。
でも家族でぺちゃくちゃしゃべりながらペンキを塗ったのは忘れられない思い出になりましたし、一層この家を大切に使っていける気がします。お休みにもかかわらず養生を手伝ってくださった佐和田さん、一緒に塗ってくれた家族に感謝しています。

良かったこと
1、設計士さんと施主で直接やりとりができること。
障子のデザインやオリジナルの表札など細かい要望もたくさん言わせていただいたのですが、私たちの要望に対する意見と提案をすぐに返してもらえたのが良かったです。たとえば間に営業の方が入っていてはもどかしくて仕方がなかったろうと思います。また、「できない」といわれることがなく、どうやったらできるか、を前提に検討してもらえたのもありがたかったです。主人の理想の「階段箪笥」はCHでなければきっと断られていただろうな、とつくづく思います。
2、チームCHと呼ばれる信頼できる職人さん方に施工していただけたこと
この2点のおかげで非常に満足のいく家づくりになりました。
 
これから
今は新しい家に早く住み始めたい気持ちでいっぱいです。忙しない毎日ですが、丁寧につくられた家でできるだけ丁寧な暮らしを心がけたいと思います。
暴れん坊2歳児にも家を大切にする気持ちが早く芽生えますように。どうか障子を破りませんように…。
CHさん、これからもこの家と私たち家族をよろしくお願いします。 

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