写真とオーナー様からのメッセージで見る「木の住まい」施工事例をご覧ください。

学生の街に佇む、美しい木の家。

オーナーズメッセージ

こだわったポイント

見ていただきたい点は、玄関と階段下の収納、洗面室のパントリーと勝手口、キッチンと換気扇、テレビ収納棚、クローゼット、2階踊り場収納スペースと本棚、セルロースファイバーの断熱材。外壁、外構のもっこくの木とシラバスの木。土地と建物の位置関係。どの点か参考にしてご自分の建築するプランに採用されたら嬉しいです。

 

私の家探しについて

1996年に中古マンションを購入し、2004年に住宅ローンを完済、抵当権を抹消した。以後、悠々自適に過ごしていたが、2008年になって子どもを授かり、イクメンのはしくれとなった。2010年のある日、「子どもが小学校に上がる前に、戸建に住みたい」と、妻が突然言い出した。また義母と妻と子どもと食事している際にも「マンションに住みたくない」と言われ、その後、何度か夫婦で議論した。購入した中古マンションは今売れば、売却損がクラウン2台分発生する。再び住宅ローンを背負うことになるプレッシャーの中で心は揺れ動くものの、息子のため妻のため、葛藤を抱きながらも行動してみることにした。2011年3月から大手不動産会社を中心に、定期的に中古物件を見て回った。同時に毎週、鳴尾図書館で建築関係の本を六冊ほど借りて、自分の頭の中で色々シュミレーションを描いた。また、洪水や地震や津波について強い土地、弱い土地を、役所のハザードマップで確認しながら戸建てや土地を見て回った。

 

CHを知ったきっかけ

「兵庫の注文住宅」という雑誌の自分が気に入った工務店の中に、CHは絶えずリストアップされていた。この時点では新築を建てるという考えはまったくゼロだった。社長の写真がちょっと気取った感じの不思議な名前の工務店というイメージが残るものの、新築を建てることはないと考えていた。「住みたい家」のイメージは1996年の家探しの段階で「天然素材を使用した家」だったが、とても手が出せる世界ではなかった。

 

思う家がない

家を建てた経験があり、祖父が大工、父親も大工見習いをしていたことから、住宅に関しては一家言ある妻。当然、妻の目にかなう中古住宅はなく、また、妻の目にかなう物件を紹介する営業マンも皆無であった。2、3件買付けをしたが、売主から断られた。ここまで土地と中古住宅、新築もあわせて100物件は見たか・・・。そんな中、2012年3月に紹介された土地で、一度断っていた今の土地を消去法で再度検討し、妻の了承も得たので売主に買付けした。

 

工務店探し

売主から買付けの承諾がおり、工務店探しが始まった。ホームページを見て集成材を用いていない会社を選び、以前ピックアップしていた工務店の中の一件、CHへアポなしで訪問した。自転車で片道6キロのサイクリングだった。ドアを開けたら偶然、浪江さんと浜畑社長が仕事をしており、3時間弱の質疑応答タイムとなった。忙しい二人が揃ってるなんて、後で聞いたら珍しいことだったらしい。初対面にしてはゼミのような心地いい時間だった。その際に「OB宅訪問」に誘われ、快諾した。帰りに玄関先で自転車にまたがる姿を、実は倉ちゃん(倉松さん)にも遠くから目撃されていたらしい。

 

やる気のない妻

CHのイベント「OB宅訪問」に家族3人で参加したものの、全然やる気のない妻。だけど行く前と行った後、最後の集合写真を見たら、妻の顔が少し和んでいた(木の家の影響と思っていたが、別の理由で和んでいたらしい・・・)。今までは住まい手のニーズより自分たちのコンセプトを押し出す工務店が多かったので、CHも同じカテゴリーだと妻は思っていたようだ。外壁にガルバリウムを使わないことと、土壁にはしないことを条件に妻の了承をしぶしぶ得て、CHに申込み金を支払った。

 

おいおい、内部で決めといてくれよ

お客(特に家庭の奥さんの意見)を尊重する浪江さんと、構造や建築の理念を大切にしてお客と接する浜畑社長。我が家のプラン・設計担当となった浪江さんと私たち家族でCHで打合わせ中でのこと。突然、浜畑社長が構造上の強度を高める目的で、大黒柱を入れることと、窓の位置の変更を提案してきた。「おいおい、客の前で二人の意見が割れるなよ」と思う中、浪江さんの表情が凍りつき、冷たい空気が流れ始めた。結果、大黒柱を採り入れる案は採用し、窓の位置はセンスの感じられた浪江さんの案を選んだ。

 

地鎮祭

当日まで「辛気臭い祭り事なんて・・・」と思っていた。施主の挨拶文も前日にやっと書きあげた。家づくりは設計、監督、広報、施主、職人、いろんな人が関わる作業。私の家に関わる人が全て儲かるよう、怪我をしないよう、仕事をされるようにと心の中で祈った。地鎮祭が終わったあと、子どもが祭事用の盛砂で遊び出したのは、新鮮な驚きとなって心に残る光景だった。

 

CHで家を建てたいなら(ここだけの話)

できれば「シンプルBOX」で話を進めて契約した方が良いと思う。当初は「シンプルBOX」で話を進めていたが、規格の間取りでは納得できずに「CHスタイル」に変更して請負契約した。だが案の定、設計変更などへの対応から予定していたより工期が遅れ、当然費用もかさんだ。設計や仕様が定形化された「シンプルBOX」はCHにとっても手離れがよく、工程管理もやりやすいはずだ。つまりは手間暇かからないようになっている。追加費用も5%くらいにしておけば、それほど予算オーバーすることもないと思う。

 

CHへの不満⇒工程管理

「シンプルBOX」に比べ、「CHスタイル」は、プランに時間がかかる。プランの申込みを先にしていたが、本契約は「シンプルBOX」に」していた人の方が早く、もちろん竣工も早かった。フルオーダーの「CHスタイル」は、規格型の「シンプルBOX」に比べて時間がかかるのは仕方がないが、子どもの園への入所に合わせ、どうしても2月中に入居したかったのでギリギリの工程が少し心臓に悪かった。結局は3月末入居となり、こちらで予定していたよりも一ヶ月無駄な金利を支払うことになったのは残念に思う。しかしながら、土地の売主さんの人脈によりスムーズに工程が進んだ面もあり、つくづく人の繋がりに驚き、人生、ここぞという時に私は運がいいなと再確認した。

 

マヤ文明最後の日

12月21日、寒くて雨が降る日に、建て物の2階で上棟式を行った。普通は声をかけないと思うが、土地の売主のIさんと、仲介営業マンのYさんをお招きした。何かの縁でこの日を迎えることができ、施主としてお二人に感謝の意を表したかった。当日、職人さん達とどんな会話をすればよいか悩んだりもしていたが、とりとめもなく式が進んだ。この建築に関わるすべの人に怪我の無いように工事が進みますように、と祈りながら四方にお神酒を捧げた。

 

建築中の現場の視察

現在の住まいや職場と反対方向のため、主に週末に見に行った。あと、勤め先の会社OBであるTさんに進行具合の写真撮影をお願いした。8ヵ月間も入院していた方なので不安もあったが、現役中はプラントの現場監督や作業報告書の写真撮影などを経験されていたので、うってつけと考えてお願いした。時系列に工程ごとに撮影してくれた。

 

CHのチームワークの良さと職人の人柄

現場の職人といい関係を維持している。職人や関係している人は、みな浜畑社長の目にかなった人ばかり。森庄銘木の皆さん、基礎屋の萩野さん、大工の藤井棟梁と平井さん、板金屋の小川さん、左官の宮田さん等、こんだけ出来る人を集めるのはなかなかできない。

 

CHが続くために

大黒柱を選びに行く道中に浜畑社長にもお伝えしたが、小さい工務店の場合、社長の後継が育たないと事業消滅となる。築き上げたブランドを今後も維持してほしい。

 

最後に

「家を買うな、建てろ。」と建築家の隈さんが、藤原和弘さんの著書の解説に書いていたのをいつも心の中で反芻した。また、戸建てや土地を見に行くたび、「住まいとはなんぞや?」といつも感じていた。そしてこんな時代にローンを抱えて戸建に住む意義があるのか?と、いつも不安に怯えた半年だった。そんな頃を振り返り、これからこの一軒家で家族の新たな生活が始まろうとしている今、住んでいるうちに不満や不備が出ても『頼りになる工務店=CH』と出会えてよかったと思う。そして上棟式の施主の挨拶で述べたとおり、もう一度家を建ててみようと思う。もちろん、資金調達に長けていて図面も読みこなせる妻や、その頃には頼もしくなっているだろう息子とともに。だからCHは、私のためにつぶれないよう続いてほしい。

 

 

ページの先頭へ