写真とオーナー様からのメッセージで見る「木の住まい」施工事例をご覧ください。

茶室と和の庭を楽しむ ふる里の木を使った家

オーナーズメッセージ

きっかけ
 実家の庭先に家を建てるということは決まっていたものの、何から手をつけたらいいのかわからずにいた私たちですが、とにかく一歩を踏み出そうと決心したのが昨年のことでした。家づくりってとにかく大変そうだし、メジャーなハウスメーカーなら安心なのでは?と考えてモデルハウスなども見学しましたが、主人はハウスメーカーの家はしょせん規格品だからと、あまりいいイメージを持っていなかったようです。体に優しく自然に還る素材、無垢材を中心にした国産の木材で建てたいというイメージはあったものの、知り合いの建築士や工務店があるわけでもなく、書店で「兵庫で家を建てる」をとりあえず買ってみました。その中で主人が「おおっ、ぶっとい丸太の柱にホンモンの木の床やんか。木がいっぱいの室内がエエわ。こら一遍見学に行ってみなあかんのと違うかぁ。しかも仁川にあるで」と見つけたのがCHさんの記事でした。
 
出会い
 早速資金計画の講座、完成見学会、設計教室などひととおりCHさんのイベントに参加しました。見学させていただいたお家は、シンプルでモダンな外観と無垢材が作り出す優しい空間に、それぞれの住まい手のこだわりも感じられ、とても居心地のよい空間でした。そして浜畑社長やスタッフとのお話しの中で、「住まいは幸せの器」であり、家を建てることよりどう暮らすかが大切ということ、自然光や風を活かすパッシブデザインの考え方などお聞きして、私たちが家づくりにおいて大事にしたいと思っていることと、CHさんが大事になさっていることが同じで、共感できることがたくさんありました。そんな家づくりに対する根本的な考え方が同じ工務店であればきっと間違いないだろうと思いました。
 
打ち合わせ・プラン
 6月には打ち合わせがスタートして週に一度、CHさんの事務所で何時間もガッツリと、時には煮詰まりながら浜畑社長、浪江さんとミーティングを重ねました。両親の家の日当たりや、将来のことなど考え出すとなかなかこちらの考えがまとまらず、本当にわがままばかり言ったと思いますが、私たちに延々と付き合いながらも、気がつくときちんと方向性を見出してくださり、何度も細かいプラン修正をしていただきました。
 打ち合わせでのやりとりや、カタログ・サンプルの中から様々な決断を迫られる過程では、あらためて自分たちがどんな生活をしたいのか=どんな人生を送りたいのか、また何にこだわり、資金をどう使うか?優先順位は?・・・など、選択に迷うこともありましたが、自分たちの価値観と向き合い、それを見直す良い機会だったように思います。
 
いよいよ着工
 いよいよ工事が始まる前には長年親しんだ実家の庭、木、草花をすべて更地にしなければならず少々寂しかったのですが、地鎮祭では浜畑社長に気合の鍬入れをしていただき本当に実家の庭が新しい「地」へと鎮まったように感じました(「鍬入れってあんなに気合いれるもんなんか・・・知ってたら、社長に負けんくらいに鋤き取りでも気合いれたのに!も一遍やりたいぞ!」←主人談)
 工事がスタートして、まず驚いたのは基礎工事。コンクリートや配筋の使用量が、普通の一戸建て住宅を建てるというより低層階マンションでも建てるのか?というぐらいの量で素人目にみても頑丈というか堅牢な基礎ができあがりました。完成すればまったく見えなくなる基礎部分ですが、頑丈な基礎あってこその頑丈な家が建つのだということをあらためて感じました。
 また木材見学ツアーでは台風被害直後の大変な時期だったにもかかわらず、野地木材の方々に大変お世話になりました。実際に自分の家の一部となる木材が切り出されて行く様子に感激し、吉野では森庄銘木さんで立派な大黒柱にめぐり会えました。台風被害からの復興はもちろん、日本の林業を取り巻く環境が厳しい中で、皆さんが頑張っておられる姿を目の当たりにして「貴重な木を使わせていただくのだから、いい家を建てて大事に暮らそう」と感じました。(帰りの車の車中では女性陣が爆睡中に、浜畑社長と主人は車や地域産業、林業、そして家づくりの話と熱く語り合っていたようで・・・熱く篤い篤くあつい社長に「男として惚れてもたぁ」と主人。)
 そして上棟前の建て方の2日間は本当に感動しました。大工さん、レッカーさんのあうんの呼吸で、今まで平面図で見ていたものが実際に立体的になっていく様子に胸が熱くなりました。
 
間近に触れたチームCH
 建築場所が実家の敷地だったので、大工さんはじめ職人の方々には逆にご迷惑だったかもしれませんが、ほぼ毎日現場に通いました。自分の家がどんな風に建てられていくのか興味津津。たくさんの職人さんたちのすばらしい技を間近で見られましたし、素人の素朴な疑問にも丁寧に答えてくださり勉強になりました。皆さんがチームCHとして、お互い尊重しながら仕事は妥協せずきっちりと、休憩時間は和やかに・・・現場はいつもよいムードで、なんだかうらやましくも思いました。主人には「毎日現場で出来上がっていく家を体感できたあんたのほうがうらやましい・・・と言われていましたが・・・。
 そうやって毎日現場を見ていると、職人さんたちが苦労された部分が完成に近づくにつれて隠れて見えなくなってしまうのに気づきました。同時に壁、柱、床の下の隠された部分にどれだけの心と技がかけられているかは、その家の美しさや品のよさ、居心地のよさに現れてくるということも実感できました。
 主人の道楽のためにこだわった茶室仕様の和室、思いのほか立派で驚いた玄関ポーチと広い軒下、吹き抜けと太い梁、毎日使うものだからちょっと贅沢してしまった設備機器、一枚の絵のように空を楽しめる大きな窓、漆喰の大壁、坪庭とシンボルツリーのモミジなど自慢したいところはたくさんありますが、やはり一番の自慢はCHスタッフの方々、木材の産地の方々、そして腕のいい職人さんたち、この家づくりに携わってくださった皆さんが心を込めて、建ててくださったということだと思います。
 
もうすぐ完成
 もうすぐ新しい家での生活が始まろうとしています。
 よく現場を見ていたせいか、まだ住んでいないのに、既に家のあちこちに様々な方々とのたくさんの思い出が詰まっています。だからこそ大事に住みつづけていきたいし、これからこの家で、さらに素敵な日々を重ねられるよう過ごしていきたいと思います。
 もっと早く、もっと安く家を建てる方法は他にもあったと思いますが、「ゆっくり急いで、贅沢なものではなく価値あるものを選びたい」という私たちの一見矛盾したような思いに全力で応えていただいたシーエッチ建築工房さんと、チームCHの皆様との出会いに、今は感謝の気持ちでいっぱいです。
 皆様本当にありがとうございました。

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