写真とオーナー様からのメッセージで見る「木の住まい」施工事例をご覧ください。

セルロースファイバー断熱の木の家

オーナーズメッセージ

新築一戸建てへの想い

伏見台での暮らしのなかで、新築一戸建てにも次第に興味を持つようになり、本を読んだり、家族で住宅展示場へ足を運んでは妻と意見交換をしたりしていました。(当初はちょっとした間取りの変更しかできない「注文住宅」や、想像以上に安い坪単価に一喜一憂していました)そういった生活のなかで、おぼろげながら住宅に関する、「こだわり」が形になってきたように思います。(この頃から周辺で手頃な土地を探し始めました)。新たな家は、家族の健康(住宅建材の安全性)を第一に、耐震や断熱についても充分に配慮したものにする必要があると考えるようになりました。そうなると、住宅展示場にみられるような、大手住宅メーカーでは間に合わず、地元の工務店にお願いする必要があると考えました。


CFへのこだわり

土地探しの最中、10冊程度の住宅本を読みました。そのなかで、山本順三氏の「この本を読んでから家を建てよう」という本に感銘を受けました。山本節はストレートで、CF(セルロースファイバー)の断熱、防音、防火、調湿の性能の高さをわかりやすく示しながら、快適に永く住むには、結露を起こさせないこと(調湿性の高い素材をなるべく用い、妨げる素材を極力使わないこと)が重要であると説いています。また、CFの再利用が可能な点や、燃やしても有害物質を発しない材料である点にも共感を得ました。国内で多くのシェアを占めているグラスウールなどに比べると、値は張りますが、それ以上に価値のあるものだと考えています。家づくりにあたっては、快適に長期間(少なくとも50年以上)住めることを目指しました。具体的には無垢の木をふんだんに用い、柱のしっかりした構造をもち、かつ断熱材(床、屋根、外壁)には当然CFを採用しました。(注)CFを入れることで、結露は20年保証が付きました。


夢か現実か
家を建てるには当然、予算が大きな壁となります。1件目の工務店は、無垢の木を用いた家づくりを推奨し、CFの施工実績があったため、僕たちの家づくりと合致する部分も多く、順調に話を進めていました。ただ、金額の問題から、柱の太さや、外壁がサイディングになるなどの変更が伝えられ、しだいに目指している家づくりからかけ離れていくような感覚に囚われていきます。「うちの予算では目指す家づくりは無理なのか」、妻と二人、悩みました。


浜畑さんとの出会い

CHさんのことは「兵庫で家を建てる」という雑誌のなかで知りました。とにかく「木については俺にまかせろ」という内容だったと思います。紹介欄に浜畑さんの顔写真が掲載されており、その屈託のない笑顔に惹かれた部分もあります(笑)。その時の浜畑さんの話は、とてもわかりやすく、木への深い知識と愛着にすっかり感心し、初対面で「この人なら大丈夫」と思ってしまった程でした。


CHさんに頼もうか

話が前後します。浜畑さんと初めてお会いした頃は、既に述べた別の工務店で話を進めている頃でした。夢である家づくりを金額面で妥協せざるを得ない状況になりつつあったことも無関係ではないと思います。でもそれだけではありません。浜畑さんとお会いして「この人なら」→「この人しか」としだいに考えるようになっており、どちらかということもなく、僕らの家づくりはCHさんに託そうという意見で一致しました。


兵庫県産木材利用住宅特別融資制度およびウッズの取り組み

兵庫県にしかない融資制度です。もともと国産の木材を利用したいと考えていましたので早くから注目していました。我が国の林業は安い外材に押され、元気がありません。従来、山主さんは、将来の造林を継続できないような安い値で木材を売却したのち、それらはいくつかの中間業者を経て、値段を上げながら、工務店までたどり着きます。これをウッズの野口さんらは、山主さんたちと直接やりとりし、中間業者を通さないことで、逆に山主さんらに利益を還元しつつ、買主にも従来より安く提供できる仕組みを作ろうとしています。素晴らしい取り組みだと思いました。全国的にこういった状況が展開されれば、我が国の林業も息を吹き返すのでは?と思ってしまう程、感心しました。やはり、兵庫県に家を建てるなら、気候の近い兵庫県内で育った木材を使うのが一番ですね。


完成にむかって

浜畑さんと初めてお会いしてから一年後くらいでしょうか(その間も色々と勉強させていただきました)。難航していた土地探しの方もなんとか目途がつき、いよいよ家づくりが本格化します。予算面はやはり厳しかったです。建坪を最小限とし、欲しかった暖炉や木風呂を最初に諦めました。その後も金額調整のため、キッチンや造作棚などでも調整を続け、現在、完成にむかっています。そういった多くの妥協は確かにありましたが、僕たちの家づくり(夢)は色あせることなく、今はただ完成が待ち遠しいばかりです。


注意したい点

工事の着工から完成までの3カ月はあっという間です。貴重な期間なので精一杯楽しむことをお勧めします。でも仕事の合間に行わねばならず、また、竣工までにも詰めなければならないことも多く、余裕がなくなります。設計の段階では自然とチカラが入りますが、その後のディテールの検討は、数限りない程多く(実際はそうでもないが、短期間で決めるため、そう感じてしまう)、集中力がなくなってきます。特に外構などは終盤なのでその典型です(外構はこれからなので頑張ります)。うちでは妻の方が熱心で、彼女に励まされながら、なんとか集中力を保てた部分が大きいです。今思うと、夫婦(可能ならお子さんも含めて)で協力しながら(時には喧嘩をしつつ)、本心をぶつけ合ったのがよかったと思います。
細かな打合せの結果(棚のサイズやコンセントの位置)についても常時確認し合うことでズレがなくなります(できれば、現場に出向いて確認したい)。なるべく現場に出向くことで、状況に合わせた変更が可能となります。工務店任せではなく、あくまで自分の意見を述べることが重要かと思います。


これからのこと

今後は、この新たな舞台で家族4人末長く健やかに暮らしていければ、と思います。関係者の皆さま、ありがとうございました。
また、ご近所の皆さまには建設作業中に色々とご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。今後もよろしくお願いします。

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